セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、獲得が噂される日本代表MF旗手怜央について言及した。

　今季の川崎Fの優勝に大きく貢献し、Jリーグ・ベストイレブンにも選出された旗手。かねてより移籍が噂されていた中、先日『スカイスポーツ』など複数メディアが「契約成立は間近に迫っている」と一斉に報じており、1月の加入が濃厚となっている。

　そんな旗手について、ポステコグルー監督は会見で合流時期を問われたが、「我々の移籍市場は一定のもので、それを通じて行われている」としつつ、新型コロナウイルスによる懸念があると答えた。

「まだ何も決まっていない。いつも言っているように、物事が一筋縄ではいかない異常な時代を生きているんだ。色々なところで遅れが出る」

「だが、それでも獲得したい選手が早い段階で加入できるように、移籍市場の早い段階で成立するように懸命に働いている。まだ何も確定はしていないよ」

「もし私が『取引が完了した』と言っても、1日後には何かが起きて、私が嘘つきだと呼ばれることになるかもしれないからね」

　また、「(1月初旬の選手獲得は)現実的というより、理想的という方が近いかもしれない。1月2日よりも前に獲得するのは無理があるだろうが、できるだけ早く獲得したい。夏のときのように、選手獲得に動いている最中にリーグが始まってしまわないようにね。そんな状況は避けたいと思っている」と語っている。

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