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両サポーターの衝突が発端…またもリヨンの試合が中止に

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サポーターがハーフタイム中のピッチになだれ込んだ

 クープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)のパリFCリヨンの試合が、サポーター同士の暴動により中止となった。フランス『RMC Sport』、『レキップ』が18日に伝えている。

 17日にパリFCのホームスタジアムで行われた一戦は、1-1で前半を終えると、ハーフタイム中に騒動が勃発。両チームサポーターの衝突を発端に発煙筒が飛び交うなど事態は悪化した。

 事態の収拾のため警察、警備員が出動すると、サポーターは逃げるようにピッチ内へなだれ込み、後半開始の準備をしていた選手たちはロッカールームへ戻らざるを得ない状況に。その後、サポーターはスタンドへ戻ったが、当局の判断により試合の中止が決定。後半開始の笛は吹かれなかった。

 リヨンでは11月にもサポーターがスタンドからペットボトルを投げ込み、相手選手を襲撃するという事件を起こして試合が中止となり、処分を受けていた。クラブは「今回の暴力行為を受けて告訴することを決定した。リヨンサポーターを含め、関係者が特定され次第、最も厳しい措置を講じる予定だ」と声明を発表。その内容には「スタジアムへの生涯入場禁止」が含まれている。

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