東京ヴェルディは29日、いわきFCからMFバスケス・バイロン(21)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

　チリ出身のバスケス・バイロンは青森山田高から2019年にいわきFCへ加入。昨年2月には母国チリのクラブに期限付き移籍した。そして同年10月に復帰すると、今季はJFLリーグ戦9試合で1得点を記録。いわきFCのJ3昇格に貢献した。

　東京Vのクラブ公式サイトを通じ、「日本サッカー界でも歴史のある、東京ヴェルディの一員になることができ、とても嬉しく思います。Jリーグという舞台で飛躍できるように、また貢献できるように謙虚に頑張ります。日々を大事にして、このクラブの為に全力全霊かけて戦います」とコメントしている。

　また、いわきFCのクラブ公式サイト上では「約3年間お世話になりました。高校卒業後、JFL昇格を経験し、母国のチリにも行かせてもらい、今年はJ3昇格という経験をさせていただきました。このクラブには感謝の気持ちでいっぱいです。そして応援して下さったサポーター、ファンの皆さま、ありがとうございます。いつも温かい声援を送ってくださり、僕の力になっていました。​たくさんの方々の期待に応えられるように、自分と向き合い成長していきたいと思っています」と語った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MFバスケス・バイロン
(BYRON VASQUEZ)
■生年月日
2000年5月16日(21歳)
■出身地
チリ
■身長/体重
175cm/70kg​
■経歴
新明サッカースポーツ少年団-東松山ぺレーニアFCJrユース-青森山田高-いわきFC-ウニベルシダ・カトリカ(チリ)-いわきFC
■出場歴
JFL:14試合1得点​​
天皇杯:1試合

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