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ルカクが謝罪「もっとはっきり伝えるべきだった」

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チェルシーFWロメル・ルカク

 チェルシーベルギー代表FWロメル・ルカクが、クラブ公式チャンネルで謝罪した。

 先日、ルカクは『スカイスポーツ(イタリア版)』の取材に応じ、チェルシーでの自分の状況に「満足していない」ことや、インテルから新たなオファーがあれば「100%残っていた」ことを話すだけでなく、トーマス・トゥヘル監督が自身の長所を生かせていないことを示唆して話題となった。

 そして、インタビュー放送後の初戦となった2日のプレミア第21節リバプール戦でメンバー外に。トゥヘル監督は「試合間近になり、事が大きくなり過ぎたし、騒がしくなりすぎた。ビッグマッチに完全に集中する必要があったので、私の考えでは、彼がチームにいない方がうまくいくだろうと。だから、そうしたんだ」と説明していた。

 そして、チェルシーを退団する可能性も報じられた中、ルカクはクラブ公式チャンネルで「申し訳ない」と素直に謝罪している。

「ファンの皆さん、この度は御迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。僕が10代の頃からこのクラブとつながりがあることを知っているだろうから、皆さんが動揺しているのはよく分かる。今は信頼を回復することが僕の使命であり、練習場で一生懸命働き、試合に勝つためにベストを尽くしたい。監督には謝罪し、チームメイトやクラブ役員にも謝罪したい」

 そして、「正直なところ、もっとはっきりとしたメッセージを伝えるべきだった」と反省している。

「インタビューはインテルのファンに別れを告げるもので、チェルシーのファンやクラブ、オーナー、監督、チームメイトを侮辱しようとするものではなかった。彼らは僕を連れ戻すために多くの努力をしてくれたし、僕はここに戻って来たかった。いつも僕はここで成功したいと言ってきたし、そのために5年契約にサインしたんだ」

 チェルシーは5日にカラバオ杯準決勝第1戦でトッテナムと対戦。果たして、ルカクはメンバーに招集され、ピッチに立つ機会を与えられるだろうか。

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