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中国戦躍動の板倉滉「自信を持ってプレーできたら」サウジのカウンター警戒

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日本代表DF板倉滉(シャルケ)

 日本代表DF板倉滉(シャルケ)が29日、カタールW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(2月1日・埼玉)に向けたオンライン取材に対応した。27日の中国戦でW杯最終予選デビュー。「引き続き自分の良さを出しつつ、周りと良いコミュニケーションを取ってプレーできたら」と意気込んだ。

 森保ジャパンは主将DF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)のセンターバックコンビを怪我で欠いたが、緊急事態に板倉が待望の最終予選デビュー。DF谷口彰悟(川崎F)とのコンビで安定した守備を築き、無失点に抑えた。25歳の誕生日を勝利で飾り、「いろんな人からメッセージが来ました」と笑顔を見せた。

 中4日で対戦するサウジアラビアは、昨年10月7日のアウェー戦に0-1で敗れたグループ首位の難敵だ。当時はベンチから試合を見守った板倉は「中国戦とはまた違う試合になる。個々の能力、速さ強さが変わってくるので、より一層相手より速く準備しないといけないと思うし、自信を持ってプレーできたら」と力を込めた。

 前回対戦はMF柴崎岳(レガネス)のパスミスが奪われたところから相手のカウンターを許し、敗戦につながる決勝点を献上した。「攻めている時のリスク管理は、中国戦でも後ろの選手はコミニュケーションをとって出来ていた。そのカウンターのスピードが変わってくると思うので、攻撃時こそ後ろは集中力を持ってカウンター1本でやられないようにしたい」と表情を引き締めた。

 板倉は対人守備や空中戦の強さに加え、縦パスの配球、最終ラインからの攻め上がりも持ち味だ。「ただ空いているから持ち出すというよりは、どこに(パスを)つけたいから持ち出すという風に考えてやっている。持ち運ぶことで数的優位をつくれる可能性もあるので、臨機応変に相手の状況を見ながらやっていけたら」とイメージを膨らませた。

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