浦和レッズリカルド・ロドリゲス監督が11日、あす日産スタジアムで行われる富士フイルムスーパーカップの前日会見に出席し、「非常に強い相手が待ち受けているが、浦和のタイトル数をまた一つ増やしたい」とスーパーカップ制覇を掲げた。

「簡単なことではないが、試合を支配して自分たちがやりたいことを実行できるようにしたい。川崎フロンターレとの対戦なのであらゆる面でパーフェクトが要求される試合。それを選手たちに求めるし、チームとしてプレーできれば勝利につながると思うし、そのあとのJリーグにもつながると思う」

　昨季の公式戦は4度の対戦で1敗3分という戦績だった。「すべての面でいい状態にないと川崎フロンターレには通用しない。パーフェクトなゲームをしないといけない」。ロドリゲス監督はそう王者を警戒しつつ、「非常にいい準備ができている。戦術を実行しながら、川崎フロンターレにダメージを与えるようなプレーをしたい。モチベーションも高く、意欲的にプレーできる状態。タイトルを獲りにいきたい」と意欲を燃やした。

　今季はMF松尾佑介(←横浜FC)やMF岩尾憲(←徳島)、DF宮本優太(←流通経済大)ら13人の新戦力を迎えた。「たくさんの新加入選手がいて、若い選手も多い。今はチームとして成長している過程にある。シーズンが始まってから全員がポテンシャルを発揮できる流れになると思うが、あしたに向けても準備ができている。未来の浦和の顔をここで披露できると思う」と語った。

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