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心停止から約8か月…エリクセンが30歳誕生日に実戦復帰!! 鋭いボール奪取からアシストも披露

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MFクリスティアン・エリクセンが実戦復帰

 ブレントフォードのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが14日、非公開で行われたサウスエンド・ユナイテッド(5部)とのトレーニングマッチ(○3-2)で実戦復帰を果たした。クラブ公式サイトが伝えている。

 この日が30歳の誕生日だったエリクセンは昨年6月に心停止を起こして以来、約8か月ぶりの試合出場。スタメン起用されて約60分間プレーし、3-2の勝利に貢献した。

 クラブが公式ツイッター(@BrentfordFC)で公開した映像では、軽快なボールタッチでゲームメイクなどを行い、セットプレーのキッカーも務めている。また、高い位置でのボール奪取から前線の味方につなぎ、得点をアシストする場面もあった。

 エリクセンは昨年6月に開催されたEURO2020の試合中に心停止を起こし、現在は植え込み型除細動器(ICD)を装着している。イタリアの規定ではICDを装着してのプレーは認められていないため、昨年12月にインテルとの契約を双方合意で解除。今年1月にブレントフォードと2021-22シーズン終了までの契約を結んでいた。

 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、エリクセンは直近のマンチェスター・シティ戦とクリスタル・パレス戦ではメンバー外だったが、日々トレーニングの強度を上げ、戦術的な練習にも携わっているようだ。

 エリクセンは過去のインタビューで「最初の目標は、完全な状態に戻してプレミアリーグの試合に出場し、できるだけ多くの時間プレーするとともに、自分がまだ良い形でサッカーができるのを証明することだ。そして、ブレントフォードの残留を助けたい」と語っていた。

 同メディアは、19日に敵地で開催されるプレミアリーグ第26節アーセナル戦での公式戦復帰は時期尚早かもしれないとしつつ、「(26日の第27節)ホームでのニューカッスル戦は、エリクセンが復帰する機会としてますます現実味を帯びてきており、来週に2回目の非公開試合も検討されている」と報じている。


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