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メッシはパリSGの「重荷」…クラブOBが主張「彼を批判してはいけないという声は聞き飽きた」

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批判を浴びるFWリオネル・メッシ

 昨年夏に大きな歓迎を受けてパリSGに加入したFWリオネル・メッシだが、ここまで自身や周囲が思い描いた通りには進んでいないといっていい。

 フランス国内では公式戦16試合に出場し、いまだ2ゴールにとどまっている。19日のリーグアン第25節ナント戦では無得点に終わり、チームも1-3で敗れた。

 6戦5発と気を吐くUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でも、15日の決勝トーナメント1回戦第1戦レアル・マドリー戦でPKを失敗。パリSGはFWキリアン・ムバッペの劇的なゴールで辛くも1-0で先勝した。

 また、この試合ではメッシがボールを失った後に奪い返そうとせず、MFダニーロ・ペレイラが“尻拭い”でイエローカードを受ける場面も。守備への貢献度が低いメッシにペレイラが暴言を吐いたことが報じられるなど、求心力は低下している。

 イギリス『ミラー』によると、クラブOBで元フランス代表のジェローム・ロタン氏もメッシのパフォーマンスに不満を抱いており、同選手の存在を「重荷」と見ているようだ。

「彼はクラブにとって重荷だ。彼の最初の数か月は良いものではなく、リオネル・メッシとパリSGの関係も成功とは程遠いものだった。この移籍は悪いアイディアだった」

「彼は、サッカーが知っている全ての世代の中で、おそらく最高の選手だ。それでも、メッシを批判してはいけないという声は聞き飽きたよ」

「試合に勝てなければ、大きなフラストレーションが溜まる。メッシは(対レアル・マドリー戦で)PKを外すからね」

「メッシのような能力を持った選手がPKを外すことは悲劇であり、それは誰にでも起こりうることではあるが、現実でもある」

 アルゼンチン代表FWに対して批判の言葉を並べたロタン氏は、「彼がこの7か月間、パリSGにもたらしたものを考えれば、文句を言う権利は彼にないだろう」と、反論するなら結果で示すべきだと主張した。

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