[2.26 J1第2節 鳥栖 1-1 湘南 駅スタ]

　J1第2節が26日に開催され、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖と湘南ベルマーレが1-1で引き分けた。鳥栖は昨季7位のチームを支えた多くの主力選手が流出した中、前半に新加入MF堀米勇輝(←千葉)のアシストからルーキーのFW藤原悠汰(←明治大)が決めて先制に成功。新戦力が活躍を見せたものの、後半に湘南のFW町野修斗に同点弾を許して勝利を逃した。

　ともに今季リーグ戦初白星を目指して臨んだ一戦。先にスコアを動かしたのはホームの鳥栖だった。

　前半24分、左サイドでMF岩崎悠人のバックパスから堀米がワンタッチで左足のクロス。マークを外してファーに入った藤原が右足を伸ばして蹴り込み、Jリーグ初得点を挙げた。

　藤原は明治大から今季加入し、23日のルヴァン杯グループC第1節・札幌戦(△2-2)でプロ初ゴールを記録。リーグ戦初先発となった今回の試合でも見事に結果を残した。

　鳥栖は先制後も相手ゴールを脅かしたが、追加点を奪うことはできず。1-0で前半を折り返した。

　ハーフタイム明けからも主導権を握り続ける鳥栖。しかし、チャンスを生かせずにいると、後半23分に湘南が同点に追い付いた。

　バックパスを受けた鳥栖GK朴一圭のトラップが長くなったところにFW瀬川祐輔がプレッシャーをかけ、2人がもつれてボールがこぼれる。これを拾った途中出場の町野が右足で無人のゴールへ流し込み、ゲームを振り出しに戻した。

　町野は昨季J1第32節・鳥栖戦(△1-1)に続く同会場での得点。試合はそのまま1-1で終了を迎え、互いに今季初勝利はお預けとなった。

　今節を終え、鳥栖は勝ち点2(2分)、湘南は勝ち点1(1分1敗)となっている。

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