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西村拓真が2ゴール! 18歳MF先発デビューの横浜FM、ターンオーバー布陣で未勝利続く神戸撃破

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FW西村拓真が2ゴールの大活躍

[3.2 J1第10節 横浜FM 2-0 神戸 日産ス]

 J1リーグは2日、第10節2試合を開催し、日産スタジアムで横浜F・マリノスヴィッセル神戸が対戦した。ともにAFCチャンピオンズリーグ出場のため前倒しで行われた一戦。FW西村拓真が加入後初ゴールを含む2点を沈めた横浜FMが2-0で勝利した。

 前節の柏戦(●1-3)から中2日の横浜FMは退場処分を下されたDF畠中槙之輔、DF岩田智輝が出場停止という影響もあってか、ターンオーバー布陣で先発8人を一挙に変更。横浜FMユース出身の18歳MF山根陸が先発J1デビューし、FW宮市亮、DF小池裕太、MF藤田譲瑠チマ、西村が加入後初先発を果たした。

 対する神戸は前節の福岡戦(△0-0)から中2日で3人を変更し、元横浜FMで出場停止明けのMF扇原貴宏が先発。加えてMF郷家友太、MF小田裕太郎が入った一方、MFアンドレス・イニエスタ、FW大迫勇也、MFセルジ・サンペールはベンチスタートとなった。

 立ち上がりは大きく顔ぶれを変えた横浜FMがうまくボールをつなげず、アウェーの神戸が主導権を保持。前半5分、敵陣でボールをカットした小田が左足で積極的なシュートを狙うと、12分にもFW武藤嘉紀のミドルシュートで相手を脅かした。

 さらに神戸は前半14分、DF酒井高徳のスルーパスに小田が抜け出し、マークを二人引き連れたところでゴール前に横パス。これを武藤がフリーで受けたが、ゴール目前でのシュートは高丘に阻まれた。また、武藤がこぼれ球を拾って左足狙おうとしたが、相手のブロックに重なって左膝を負傷。一度は立ち上がって状態を確認したが、倒れ込んだまま担架でロッカールームに運ばれた。

 悲痛なアクシデントに見舞われた神戸は前半17分、武藤に代わってFW大迫勇也を投入。すると一時数的優位に立った横浜FMが勢いを増し、宮市の突破力を活かして右サイドからゴールに迫る。そして同20分、宮市が左サイドを駆け上がり、横パスからFWアンデルソン・ロペスが決定的なシュート。だが、これがGK前川黛也に阻まれると、こぼれ球を自ら拾ったA・ロペスのキックも枠を外れ、決定機を活かせなかった。

 さらに横浜FMは前半28分、高い位置で西村がボールを奪い、細かいパス交換から仲川が左サイドを打開。折り返しのボールを受けたA・ロペスが右足で狙った。だが、これは右ポストに阻まれ、跳ね返りを狙った宮市のシュートも不発。対する神戸も次々にカウンターを仕掛け、中盤のMF山口蛍やMF佐々木大樹も顔を出す分厚い攻勢を繰り広げた。

 それでも前半38分、横浜FMがセットプレーから試合を動かした。小池裕が左CKをゴール前に蹴り込むと、ゴール前混戦の外から飛び込んだ西村が高い打点のヘディングシュート。大きく競り勝ちながらボールに力を込める見事なインパクトでゴール右隅に押し込んだ。西村にとっては横浜FM加入後初ゴールとなった。

 後半は神戸が4-4-2から4-3-1-2に布陣を変えたことで、主導権を奪回。6分に最初の決定機をつくった。左サイドからカットインした小田のパスを山口が折り返し、郷家が右足でワンタッチシュート。うまく角度をつけた攻撃がフィニッシュまでつながったが、惜しくもゴール上に外れた。

 さらに攻める神戸は後半8分、大迫のスルーパスに抜け出した小田がGKとの1対1からシュートを狙ったが、高丘のビッグセーブに阻まれる。直後には郷家、佐々木に代わってイニエスタ、サンペールを投入。同10分、サンペールのパスを受けた大迫が折り返し、小田が狙ったが、枠を外れてまたしてもゴールにつなげられなかった。

 やや劣勢となった横浜FMは後半14分、小池裕のクロスにファーで宮市が合わせるも、シュートはサイドネットの外。同17分には最初の交代を行い、藤田と宮市に代わってDF小池龍太とMF水沼宏太を送り込んだ。すると同19分、ボランチ起用となった小池龍のパスから小池裕が左サイドを抜け出し、グラウンダークロスに水沼が反応。だが、シュートは前川のスーパーセーブに阻まれた。

 神戸は後半21分、イニエスタのパスを受けた扇原がボレーで狙い、元チームメートの高丘を強襲。対する横浜FMは同22分、水沼のクロスから西村がダイレクトで狙ったが、うまくミートせずに前川に阻まれた。神戸は同24分、小田とDF山川哲史を下げてMF中坂勇哉とFWリンコンを投入。扇原が左サイドバックに入り、酒井が右に回った。

 横浜FMも後半26分に2枚替え。A・ロペスとFW仲川輝人を下げてFWエウベルとMF吉尾海夏を投入した。その後は神戸が押し込む時間が続くも、横浜FMがカウンターからチャンスを創出。同31分、吉尾の右サイドへのフィードから水沼が折り返し、松原が振り向きざまに放ったシュートは力なくGK前川へ。同33分、またも吉尾の突破から水沼がクロスを送り、西村が頭で合わせたが、今度はクロスバーに弾かれた。

 なんとか追いつきたい神戸は後半42分、左サイドからの折り返しを受けたイニエスタがエリア内で左足ワンタッチシュートを狙ったが、大きく枠外。同43分にはリンコンの強烈なシュートが枠内を襲ったが、高丘がスーパーセーブを見せた。すると後半終了間際、横浜FMは西村がカウンターから2ゴール目を決め、そのまま試合終了。横浜FMが2試合ぶりの今季2勝目を挙げた一方、神戸は2分2敗で未勝利が続いている。

(取材・文 竹内達也)
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