[3.6 J2第3節 大分 1-2 横浜FC 昭和電ド]

　横浜FCのFW山下諒也が6日、敵地でのJ2第3節・大分トリニータ戦(○2-1)で驚きのスーパーゴールを決めた。

　東京ヴェルディから今季加入した山下は、同点で迎えた後半22分に途中出場。左のシャドーに入ると、約10分後に左サイドへ流れたボールを追いかけた際、相手と接触して右のスパイクが脱げる。

　そのままマークを引き連れて粘り強くドリブルで前進し、中央へパス。MF高橋秀人がスルーしたボールをMFイサカ・ゼインが受け、右側から追い越してきたDF中村拓海につなぐ。中村のクロスがファーに流れると、フリーで待っていたのは山下。胸トラップから裸足の右足でコントロールし、さらにその右足でシュートも放つ。鮮やかな弾道で右ポストを叩き、ゴールに吸い込まれた。

　この後半33分に生まれたビューティフル弾により、横浜FCは2-1で逆転勝利。リーグ唯一の開幕3連勝を飾り、首位をキープした。

　加入後初ゴールとなった山下は試合後、フラッシュインタビューで「チームはアウェーの地で苦しい戦いだったんですけど、途中交代で入ったので何としても結果を残してやろうという気持ちでプレーしました」と投入時の心境を回顧。裸足で決めたゴールに関しては「スパイクはどっかに置いてきちゃったんですけど、脱げちゃったので分からないです。ある意味、リラックスして打てたかなと思います」と語った。

　また、クラブは同日に公式ツイッター(@yokohama_fc)で山下のゴール動画を投稿。「勝利に導く決勝ゴールは #山下諒也 選手の『裸足の右』から繰り出された絶妙コントロールショット」と称え、「山下選手いわく『スパイク履いてた方がシュートは難しい』とのことでした」と伝えた。

　これにファンからは「ミラクルショット」「半端ない!!」「裸足であのコース」「初めて見たかもしれない」「裸足でドリブル出来てるのがすごい」といった称賛のコメントが多数寄せられている。

勝利に導く決勝ゴールは #山下諒也 選手の『裸足の右』から繰り出された絶妙コントロールショット

山下選手いわく

「スパイク履いてた方がシュートは難しい」

とのことでした。#yokohamafc #横浜FC pic.twitter.com/qcfrtbWiTF

— 横浜FC【公式】 (@yokohama_fc) March 6, 2022

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