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東京五輪同様にW杯も本戦メンバー入りを狙う…U-21日本代表GK鈴木彩艶「A代表に繋がるような結果を」

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オンライン取材に応じた鈴木

 23日にU-23クロアチア代表とのドバイカップ初戦を迎えるU-21日本代表のGK鈴木彩艶は「昨日入ってから初めて練習したけど、思っていた以上に暑くなくて、いい雰囲気でもやれている。明日の試合が楽しみです」と久々の国際試合に胸を躍らせた。

 昨年からの「継続」が鈴木にとってはアドバンテージになるはずだ。今大会はAマッチウイークの開催ということもあり、海外組の招集が可能となった。そのため、GKはベンフィカに所属する小久保玲央ブライアンもメンバー入りを果たしている。

 しかし代表チームのGKコーチは、昨年まで浦和レッズでコーチを務めた浜野征哉氏が務めている。鈴木も「昨年から言っていたことを思い出せということで言っていたと思う。熱のある方で練習が引き締まる。刺激のとある練習が出来ていると思います」と継続的な指導となっていることに感謝を語る。

 鈴木は昨年の東京オリンピックに飛び級でメンバー入り。大会が1年延期となったことも幸いし、チャンスを掴んだ。「A代表に呼ばれるためには試合での結果や内容が大事になってくる」。出場権獲得が間近に迫るワールドカップ。五輪と同じように、本戦メンバー入りを目指したいと考えている。

 そのためには少ないチャンスでしっかりとアピールして行かなければいけない。所属する浦和では西川周作の二番手に甘んじており、今シーズンの出場はまだない。それだけに今大会にかける思いも強く持っている。

「昨季もギリギリのところでオリンピックに入った。何が起こるか分からないので、準備し続けることが大事になってくる。チームでなかなか出られていない中で、A代表に繋がるような結果が残せればいいなと思います」

 U-23クロアチア代表とのドバイカップ初戦は日本時間23日21時にキックオフする。


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