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堂安律、蘭メディアで週間MVPに輝く。同国のレジェンドも絶賛「並大抵ではなかった」

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堂安律

 今季公式戦9ゴール目を挙げたPSV堂安律が、オランダ『Voetbal International』で週間MVPに選ばれた。

 PSVは20日に行われたエールディビジ第27節でフォルトゥナ・シッタートをホームに迎え、5-0で圧勝。この試合、右サイドで先発出場した堂安は39分、相手DF3選手に囲まれながらエラン・ザハビィとのワンツーでペナルティエリア内に侵入。最後は反転して右足を振り抜き、今季9ゴール目となるチーム2点目をマークした。

『Voetbal International』は64分までプレーした堂安のパフォーマンスをリーグトップタイの10点満点中8点と絶賛。17日のUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグ、コペンハーゲンとの2戦目でのプレーを含め、週間ベスト11、そして週間MVPにも選出し、次のように記している。

「ドウアンはアイントホーフェンで良い時間を過ごしていることを証明している。ノニ・マドゥエケが戦列に復帰したことにより、アヤックス(第20節)やAZ(第21節)に敗れてから再び控えに回った23歳の左利きだが、コペンハーゲンとのホームマッチ(4-4)での途中出場で力強いパフォーマンスを見せたことで、ロジャー・シュミット監督は再び日本人を選ぶようになった」

「ドウアンはコペンハーゲンとの2戦目(4-0でPSVが勝利)とフォルトゥナ・シッタート戦で素晴らしいプレーを披露し、信頼を寄せたドイツ人指揮官に恩返しした。デンマークでの試合で元フローニンゲン選手は後半のエラン・ザハビィによる3点目をアシスト。低調なシッタート相手には前半終了間際にイスラエル人FW(ザハヴィ)とのワンツーから2点目を奪った」

 さらに同メディアは、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の堂安についてのコメントを紹介。コペンハーゲン戦でのパフォーマンスを受け、『Studio Voetbal』で「オン・ザ・ボールが心地良く、パスが優れている上、彼が攻撃の起点となることが多い。木曜日のコペンハーゲン戦では確かに並大抵ではなかった」と褒め称えていたという。

なお、同メディアは先日に日本代表で選外となった際の「逆境大好き人間頑張りまーす! あ、怪我してません!!」(原文ママ)とのツイートと、それに対するシッタート戦後の「2戦2勝1ゴール1アシスト。悪くないね」との自らの英語のリプライも掲載。代表漏れの悔しさがクラブでの活躍に直結しているのかもしれない。

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