マンチェスター・ユナイテッドが、エバートンFWリシャルリソンの獲得に興味を持っていることが『GOAL』の取材で明らかになった。

　ブラジルのフルミネンセ時代から注目を集めてきたリシャルリソンは、ワトフォードを経由して2018年にエバートンに加入。ここまでの3シーズン半余りでクラブ通算47ゴールをマークし、さらにブラジル代表としても主力を務め、昨夏にはU-24チームで東京オリンピック金メダルを獲得した。

　今シーズンは昨夏に休養を取れなかった影響などもあり、絶不調のチームとともに調子を落とすリシャルリソンだが、レアル・マドリーやバルセロナといったビッグクラブからの興味は絶えない。

　そんな中、マンチェスター・Uも同選手の動向を注視している。今シーズンから復帰したクリスティアーノ・ロナウドの活躍があるものの、ラルフ・ラングニック監督就任以降、ゴール前で苦労することが多々あり、今夏に前線の補強を目指すと考えられている。

　5シーズン連続の無冠が決定的となる中、オーレ・グンナー・スールシャール前監督が構築してきたチームの立て直しが敢行される見込み。エディンソン・カバーニの退団が濃厚とされ、復帰1シーズン目のC・ロナウドも現在将来が不透明な状態だ。そのため、リシャルリソンには両ベテラン選手が退団した穴を埋めることが期待されている。

　しかし、エバートンとの契約が2024年夏まで残っているため、リシャルリソン獲得のためには相当な費用が掛かることも予想されている。

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