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マンCやリバプールに追いつくために必要なことは? マンUのラングニック監督が見解

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ラルフ・ラングニック監督が補強について言及

 マンチェスター・ユナイテッドリバプールマンチェスター・シティに追いつくためには、より良い選手補強が必要だとラルフ・ラングニック監督は考えているようだ。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 プレミアリーグ5位につけるユナイテッドは19日、第30節で2位リバプールとのアウェーゲームに臨む。前人未到の4冠の可能性を残すリバプールに対し、ユナイテッドは2017年以降タイトルから見放されており、プレミアリーグでは最後の優勝から10年が経とうとしている。

 ここ数年は対照的なシーズンを送る両チームだが、ラングニック監督にとっては、その差を埋めるのに時間の長さは関係ないようだ。リバプール戦に向けた前日会見で持論を語っている。

「マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブが、それ(リバプールに追いつくこと)を達成するために3年も4年もかかるとは思えない。そこまで必要じゃないと思う」

「自分が何を求めているのか分かっていれば、2、3回の移籍ウインドーで済むことだろう。ただし、何を探しているのか分からなければ、それは干し草の中から針を探すようなものになる」

「どんなサッカーをしたいか、それぞれのポジションにどんな特徴の選手が必要かを知っていれば、あとはそういう選手を見つけ、来てもらうように説得するだけだ」

 実際にリバプールは2015年10月にユルゲン・クロップ監督を招聘し、初年度こそプレミアリーグを8位で終えたが、その後は4位以下になったことがなく、2019-20シーズンには30年ぶりのリーグタイトルを獲得している。

「(2015-16シーズンに)リバプールは8位に終わり、その翌年は国際舞台に全く出場しなかった。ユルゲンの2シーズン目は、プレミアリーグと国内カップ戦に全力を注いだ」

「その後、2回の移籍ウインドーがあった。でも、その後にあった他の移籍市場でも、とてもとても良い移籍や契約がたくさんあった」

 ラングニック監督は「これが全てなんだ。複雑なことではない。突拍子もない話ではないんだ。しかし、可能な限り最高の風を吹かせるためには、自分の行き先がどこなのかを知る必要がある。それが分からないと、いつも難しい」と計画的な補強の重要性を説いた。

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