ジョーイ・バートン監督の率いるブリストル・ローバーズが奇跡を起こしている。クラブ公式サイトなどが歓喜を伝えた。

　現地時間7日、EFLリーグ2(イングランド4部相当)を戦うブリストルはリーグ戦の最終節で最下位スカンソープと対戦。3位ノースンプトン・タウンと勝ち点で並んでおり、昇格を決めるためには7点差での大勝が必要な状況だった。

　試合では18分のオウンゴールで先制し、その4分後にも加点したブリストルだったが、その後はなかなか得点を決められず。折り返し時点で2-0のリードと苦しい状況となっていた。

　しかし、折り返して迎えた後半にアーロン・コリンズとアンソニー・エバンスが2点ずつをマーク。終盤に差し掛かった85分にもエリオット・アンダーソンが7点目を沈め、ホームの観客を熱狂させた。

　結局、7-0で勝利したブリストルは勝ち点と得失点差の両方でノーサンプトンと並んだが、総得点数で上回って3位に浮上。自らの手で昇格をつかみ取った。

　現役時代にマンチェスター・シティやニューカッスル、QPR、バーンリーなどで活躍したバートン監督は試合後、自身の公式SNSを通じて「なんてヤツらだ。感謝してもし切れない。みんなは自分が何者か分かっているだろう」と選手やサポーターへの感謝を示し、「チャンスは待つものではない、創り出すものだ」という意のラテン語を伝えている。