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今季引退のウエスト・ハム主将ノーブルが最終戦で涙「これ以上に良い別れを求めることはできない」

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マーク・ノーブルが涙

 ウエスト・ハム主将のマーク・ノーブルは、クラブのサポーターに別れを告げた。

 2000年にウエスト・ハムに入団し、2004年の17歳の時にファーストチームデビューを飾ったノーブル。キャリア序盤には2度のローン期間があったものの、18年間にわたり公式戦549試合に出場するなどフットボール選手としてのキャリアのすべてをウエスト・ハムに捧げてきた。

 15日の2-2で終わった本拠地での今シーズン最終戦となったマンチェスター・シティ戦でノーブルは後半途中からピッチに立ち、強豪からの勝ち点1奪取に貢献。そして、すでに今シーズンいっぱいでの引退を表明する同選手に対しては試合後にセレモニーが行われ、チームメイトやスタッフ、観衆から大声援が送られ、涙を流しながら感謝を伝えていた。

 また、ノーブルは試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「僕と家族、そしてチームにとって素晴らしく、ファンタスティックな日だ。彼らはとてもスペシャルなチームで、彼ら相手に2点をリードしていた。スタジアム内を歩いて、ファンに感謝を伝えることができて良かった」と話し、思いを続けた。

「僕たちはセンチメンタルな交代をしないこと、チームにとって最善のことだけをすることで合意していた。ハーフタイムに(コーチの)ケビン・ノーランから監督が70分ぐらいから僕を必要とすると聞かされた。それに、最後に最高のセーブを見せたルカシュ(ファビアンスキ)に感謝している」

「シーズン初めに引退を表明してから長い道のりだった。ウエスト・ハムにとって最高のシーズンだった。クラブ全体を勢いづけるものだった。そして今、僕はここから離れることになる。これ以上に良い別れを求めることはできない。このレベルで自分で自分の出口を作れることはめったにないことで、僕は本当に幸運だ」

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