日本サッカー協会(JFA)は9日、チリ代表の選手1名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められたことを発表した。

　同代表は10日のキリンカップに出場するため、7日に来日。出国前(72時間前以内)の検査では陰性だったが、試合実施に際して必要とされる2日前の検査を9日に行ったところ、陽性反応が認められたという。

　当該者は現在、チームから離れて療養中。同日に行った当該者以外のスタッフおよび選手の検査結果は陰性で、チリ代表は引き続き、あらかじめ定められたガイドラインに従って活動し、現時点で試合への影響はないとしている。

　JFAは「当該者の一日も早い回復を祈るとともに、JFAは今後も関係者等の安全確保と健康維持を最優先に、感染拡大防止と注意喚起に取り組む一方、関係機関の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」と述べた。

　キリンカップは4か国によるノックアウト形式で実施され、10日にチリ代表とチュニジア代表、日本代表とガーナ代表が対戦。14日に勝者チームと敗者チーム同士が戦う。

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