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仙台が4発快勝しクラブ史上初の決勝T進出

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[6.9 ナビスコ杯GL第7節 大宮0-4仙台 NACK]

 ベガルタ仙台大宮アルディージャを4-0で下し、クラブ史上初の決勝T進出を決めた。

 チームに勢いをもたらしたのはFW中島裕希だ。前半6分、左CKのチャンスでニアに飛び込んでヘディングで先制弾を決めた。アウェーでの試合だけに、貴重な一発となった。

 その後、まだ決勝T進出の可能性があった大宮が攻めて来たが、仙台はそれを逆手に取って、速い攻撃で攻略。前半23分にはフェルナンジーニョがプレッシャーをかけてボールを奪い、中島からのリターンからミドルシュートを決めて2-0。後半も朴柱成、田村直也が追加点を決めて4-0と大勝した。

 試合後のテレビインタビューで中島は「先制点を意識していた。先に欲しかった1点を自分が取れてよかった。決勝T? 自分たちのサッカーをして、いけるところまでいきたい」と声を弾ませた。

 リーグ戦は中断前にやや停滞したが、ナビスコ杯は無敗と勢いに乗った仙台。決勝Tは強豪ぞろいとなるが、昨年の天皇杯のような快進撃を目指す。

(文 近藤安弘)

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