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鳥栖が148日ぶりのホーム戦勝利で9位浮上

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[11.7 J2第33節 鳥栖1-0徳島 ベアスタ]

 11位サガン鳥栖が9位徳島ヴォルティスを1-0で下し、5試合ぶりの勝ち点3を手にした。ホームでの勝利は6月12日の栃木戦(3-1)以来、実に148日ぶり。約5ヵ月ぶりのホーム戦白星で順位も9位に上げた。

 最近4試合で9失点と守備が崩れ、勝ち点3から遠ざかっていた鳥栖だが、この日はチーム全員が高い集中力で攻守に体を張った。

 0-0の後半3分、左クロスに飛び込んだFW豊田陽平のヘディングシュートはGKオ・スンフンに阻まれたが、攻撃の手を緩めない。すると、同33分、MF丹羽竜平の右クロスにフリーの豊田が頭で合わせ、決勝点を奪った。

 クラブによると、松本育夫監督は「攻守の切り替えの早さが全体の守備につながり、無失点に抑えられた」とコメント。5試合ぶりの完封勝利に手応えを口にしていた。

 一方、徳島は後半29分、右クロスからMF柿谷曜一朗がオーバーヘッドシュートを見せたが、惜しくもゴールネットを揺らすことはできず、これで3連敗。再び2ケタ順位の10位へ後退してしまった。

(文 片岡涼)

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