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天皇杯優勝のFC東京がポポヴィッチ新監督の就任を発表

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 元日の天皇杯で優勝し、来季のACL出場権を手にしたFC東京は2日、新監督にランコ・ポポヴィッチ氏が就任すると発表した。11月22日に退任が発表されていた大熊清監督は元日の天皇杯決勝が最後の試合となっていた。

 ポポヴィッチ氏はセルビア出身の44歳。日本には06年に現浦和監督のペトロヴィッチ氏がサンフレッチェ広島の監督就任に伴い、コーチとして来日。翌年には母国クラブの監督を務めたが、09年7月からは大分トリニータの監督として再来日した。しかしチームはその年J2に降格。財政難など様々な理由もあり退任した。11年シーズンはJFLのFC町田ゼルビアの監督を務め、チームをJ2昇格へ導いたが、先月7日に退任が発表されていた。

 クラブを通じポポヴィッチ氏は「FC東京という素晴らしいクラブで仕事ができることを光栄に思います。みなさまと協力して、コレクティブで魅力的な「FC東京スタイル」を確立させること、そして攻撃的なサッカーで勝ちにいくことにトライしたいと思っています。そのためにも、ファン・サポーターのみなさまの声援なしでは成功はありえません。みなさまにぜひスタジアムに足を運んでいただいて、毎試合味スタを満員にすること、これが私の目標ですし、それにふさわしいサッカーをお見せしたいと思います」と意気込みを語っている。

以下、クラブ発表のプロフィール

●ランコ・ポポヴィッチ
(Ranko Popovic)
■生年月日
1967年6月26日
■出身
セルビア
■国籍
オーストリア、セルビア
■選手歴
ブドゥチュロスト ペチ(ユーゴスラビア2部リーグ)→パルチザン ベオグラード(ユーゴスラビア1部リーグ)→ スパルタク スボティツァ(ユーゴスラビア1部リーグ)→エトニコス ピレウス(ギリシャ1部リーグ)→アルメリアFC(スペイン2部リーグ)→SKシュトルム グラーツ(オーストリア1部リーグ)→アルヌ フェリス(オーストリア4部リーグ)※選手兼監督
■指導歴
2002~2004:アルヌ フェリス(オーストリア4部リーグ)※選手兼監督
2004~2006:パクヘリフ(オーストリア4部リーグ)監督
2006~2007:広島 コーチ
2007~2009:ズラティボール ヴォーダ(セルビア3部リーグ、2部リーグ)監督
2009.7~2009.12:大分トリニータ(J1) 監督 17位[16試合6勝5分5敗]
2011:FC町田ゼルビア(JFL) 監督 3位[33試合18勝7分8敗]

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