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[CL]メッシが史上初の5発で大会通算得点記録に並ぶ、バルサが2戦合計10-2で圧勝

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は7日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。バルセロナ(スペイン)はホームでレバークーゼン(ドイツ)と対戦。FWメッシの5得点などで7-1と大勝し、2試合合計10-2で準々決勝進出を決めた。昨季の欧州CLで通算12得点を挙げ、FWファン・ニステルローイの持つ欧州CL大会記録に並び、3年連続得点王に輝いたメッシ。今大会も早くも通算12得点となり、1大会最多得点記録に並ぶとともに4年連続得点王へ得点ランキングトップを独走している。

 敵地での第1戦に3-1で先勝し、本拠地カンプノウに帰ってきたバルセロナ。圧倒的に優位な状況で迎えた第2戦もレバークーゼンに突け入る隙を与えなかった。ボールポゼッションを高め、レバークーゼンを自陣にくぎ付けにする。前半13分、MFシャビの直接FKはゴール上に外れ、同24分にはシャビの左FKにDFピケが飛び込むが、ヘディングシュートはミートし切れず、GKに弾かれた。

 先制点が生まれたのは前半26分。自陣からシャビがロングフィードを送ると、メッシがDFラインとの駆け引きから絶妙なタイミングで飛び出す。完全な独走体勢に入り、一気に相手PA内まで駆け上がると、前に出てきたGKをあざ笑う左足のチップキックでゴールネットを揺らした。

 メッシの技ありの1点で2戦合計4-1とリードを広げたバルセロナは前半42分、MFイニエスタが中央をドリブル突破でこじ開け、前線へラストパス。ボールを受けたメッシは右から中に切れ込み、左足でゴール左隅に流し込んだ。

 2-0、2試合合計5-1と試合を決定づけて折り返した後半はバルセロナのゴールショーだった。後半4分、MFセスクのロングフィードに反応したメッシが絶妙なトラップからゴール前に持ち込み、今度は右足でGKの頭上を越すループシュート。今大会2度目のハットトリックを達成し、通算10得点と2ケタに乗せた。

 後半8分、イニエスタに代わってFWテージョがピッチに入ると、その2分後にテージョが追加点。4-0と突き放し、後半13分には相手のミスを突いたメッシが自身4点目。さらに同17分、DFダニエウ・アウベスの右クロスを受けたテージョが2点目を決め、あっという間に6-0と大量リードを奪った。

 後半39分にはMFセイドゥ・ケイタからの横パスを受けたメッシがPA手前から狙い澄ました左足シュートをゴール左隅に流し込む。欧州CL史上初となる1試合5得点で今大会通算得点を12に伸ばした。後半45分にレバークーゼンも途中出場のFWベララビが意地の1点を返したが、バルセロナが7-1で圧勝。2戦合計10-2とし、世界王者が連覇へ圧倒的な強さを見せつけた。

【決勝トーナメント1回戦】
[第2戦]
(3月7日)
☆バルセロナ 7-1 レバークーゼン
[バ]リオネル・メッシ5(26分、42分、49分、58分、84分)、クリスティアン・テージョ2(55分、62分)
[レ]カリム・ベララビ(90分)
※2戦合計で10-2でバルセロナが準々決勝進出


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