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ルーキー渡がチーム最多の4点目、北九州が草津を下し3戦ぶり白星

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[4.27 J2第10節 草津0-2北九州 正田スタ]

 ギラヴァンツ北九州が連敗を2で止める!! 北九州は敵地でザスパ草津と対戦し、2-0で勝利した。ここ2戦無得点で連敗中だったが高卒ルーキーFW渡大生の今季4点目で先制点を奪うと、後半にはMF木村祐志が追加点。勝ち点3を手に入れた。一方の草津は今季初の連敗を喫した。

 先制点を奪ったのは、北九州の頼れるルーキーFWだった。前半17分、中央でボールキープした渡が左サイドへ展開。MF竹内涼の左クロスにファーサイドへFW池元友樹が飛び込む。一度は阻まれたものの、こぼれに走り込んでいた渡が身体で押し込み、ゴール。渡の3戦ぶり今季4点目が先制点となった。

 試合後、渡は「あれは自分のゴールかな……よくわからないです。でもいいところに転がってきて、運良く入ってよかった」と笑顔でコメント。チーム最多の4得点目にも謙遜の言葉をつづけた。「チーム最多とかは自信につながる、いいことですけど。自分は本当に1試合1試合が必死なので、毎試合で頑張るだけです」とハニかんだ。

 チームは後半18分に追加点。左サイドで粘ったDF冨士祐樹が一度はボールを失いながらもゴールライン際から左クロスを入れる。マイナスのボールに合わせた木村が右足シュート。これがゴールネットへ突き刺さった。2-0で逃げ切った北九州が勝利を果たした。

 草津は序盤から攻め込んでチャンスをつくるもゴール前での精度を欠き、得点は奪えず。クロスに飛び込んだMF林勇介がヘディングシュートを狙うも枠外。助っ人FWヘベルチも不発に終わると、2戦連続の零封負けを喫した。

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