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[早スポ]早稲田大vs専修大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]

 前節まで関東大学リーグ戦(リーグ戦)2位の早大は、3位の専大と対戦。注目の上位対決は、早大が開始早々に先制点を許してしまうも、後半にPKから同点に追いつき、退場者が出た専大を攻めてたてる。しかし最後まで勝ち越しゴールは奪えず、今季初の引き分けに終わった。

以下、試合後の早稲田大コメント

●DF菅井順平副将(4年=浦和ユース)
―きょうの試合を振り返って。
「前半から専大が良い戦いをしてきましたが、うちの強みである速い攻撃というものはできていたと思います。後半はああいう展開になって、良い形で追いつくことができましたけど、あそこから勝ちに繋げなければいけないゲームだったので不甲斐ないというか、ちょっと残念です」

―同点に追いついてから、ワセダも10人になるまでの時間で逆転したかったという思いは強かったですか?
「それもありますし、1人退場になってからもうちのほうが走れるという自信はありました。人数のこともありますし、後半は勝ちに繋げなければいけないゲームだったと思います」

―前半は専大ペースの時間帯も長かったですが、苦しかったですか?
「いや、ある程度ボールを回されることも想定内でした。その中で自分たちの狙いとする守備が出来ていなかった訳ではなくて、要所でしっかりボールを奪うところまでいけていたと思うので、前半からそれなりに手応えというものはあったと思います」

―来週から菅井選手は教育実習に行かれると伺いましたが、きょうの山地選手の退場などでセンターバックはどのようになりそうですか?
「大翔(畑尾)が復帰するのはマストで、まだ自分としても欠場の可能性は100パーセントではないので準備をしていきます。あとはことしは誰が出ても同じサッカーというか、チームの強みを出せるのは変わらないし、誰が出ても勝利に繋げられるという自信がこのチームにあるので、さほど心配はしていないです」

―来週は出場できる可能性が若干あるのでしょうか?
「教育実習自体はあるんですけど、1周目は、月曜日から水曜日が中間テストで、木曜日が体育祭予行で金曜日が体育祭なので、一応向こうの先生とも早く上がらせてもらえないかという 話をしています。練習に参加できなくても、自分でしっかり身体を作って、自分でしっかりコンディションを落とさないようにという話をしていたので、まだゼロではないと思います」

―出場できる可能性もあるようですが、次週から、チームにどのような戦いを期待しますか?
「やるべきことは変わらないですし、誰が出てもワセダのサッカーを体現できるチームだと思うので、畑尾が来週出てくれると信じています。ワセダらしく勝つことだけを目標にやってもらいたいと思います」

●FW富山貴光(4年=矢板中央高)
―昨季一度も勝てなかった専大が相手でしたが、どんな印象を持っていましたか?
「去年一度も勝てなかった相手なので、皆絶対に負けたくないという気持ちは持っていました。でもきょねんの事は関係なく、日本一になるために勝たなくてはならないという気持ちで臨みましたが、結果引き分けだったので力が足りなかったと思います」

―試合を振り返って。
「立ち上がりに失点してしまいましたが、その他は自分たちの強みを出せたので問題ないと思います。PKで追いついて、そこからもう1点取れれば良かったんですが、そこはまだまだです」

―前半はやや攻めあぐねている印象を受けました。
「相手がつないでくるのは分かっていましたが、取った後に前線の選手たちがそこでエネルギーを使えなかったのが課題です。取ったあとにもっと抜け出す選手が出てくれば良かったです」

―PKシーンを振り返って。
「GKがミスしてくれたので。あとはPKは蹴るだけなので、決められて良かったです」

―数的優位の状況はいかがでしたか。
「つなぐのか、前へ速い攻撃をするのか決め切れない部分もありましたが、それでもつなげているシーンもあったので、もっとそこから速さを出せるようにやっていかなければならないと思います」

―次節、早慶戦に向けて。
「日本一になるためにはもう負けられません。早慶戦ですが、気負いすぎず、1勝、1点の重みを大事にしていきたいです」

●MF野村良平(4年=流通経済大付属柏高)
―きょうの試合の率直な感想を。
「相手は強かったですけど、全然勝てたゲームだったなっていうのが率直な意見ですね」

―昨季一度も勝利のない専大との一戦でしたが。
「去年は自分は出ていなかったので特に苦手意識とかもなくて、普通にやれば勝てるだろうって考えていました。チームとしても去年やられている分ことしは絶対勝とうっていうように、逆に良いモチベーションで臨めました」

―相手にボールを奪われる場面が多く見られました。
「相手のレベルも上がってくれば当然そういうシーンも多くなってくると思うんですけど、相手の前線の選手はしっかり1人でも収めていたので、ワセダも個人の能力をもうちょっと上げていかないといけないと思いました」

―来週はDF陣の大幅なメンバーチェンジが見込まれますが?
「どういうフォーメーションであるとか、どういった選手が試合に出るかというのはわかりませんが、出た選手が自分の出来るプレーを100パーセントやるっていうことに尽きると思います」

―来週の早慶戦に向けて意気込みをお願いします。
「(相手が)慶大ということで負けちゃいけないということもありますし、当然優勝を狙っている上で本当にもう負けられないと思うので、次は必ず勝って、勝ち点3を手に入れられるように頑張っていきたいと思います」

●DF三竿雄斗(3年=東京Vユース)
―試合を振り返って。
「前半セットプレーの延長から失点して、まずそれがもったいなかったです。あとはブレずにプレーしてて、後半に相手のミスもありましたけど点が取れたのに、最後の精度で負けてしまったのが悔しいですね。ことしは先に点をとられても逆転できる自信はあったので」

―専大の印象は?
「去年優勝してますし、個々の能力が高いし単純に上手いと思っていたんですが、それでもことしのワセダなら勝てると思っていました」

―前半シュートに持ち込めなかったことについて。
「前半は風下ということもあり、相手のセンターバックの能力が高くて単純に裏に蹴ったりすると負けてしまいました。後半はしっかりボールを浮かして前に進めたのでそこが違いだったかなと思います」

―ご自身のプレーを評価すると?
「前半は思うようにプレーできなかったんですが、後半になって徐々に自分の持ち味が出せたかなと思います。 やっぱり最後の精度が欠けていたので、全てそこだと思います」

―今後の課題は?
「相手のゴール前までは行けているんですけど、やっぱり最後の精度や落ち着き、アイデアがまだまだ足りないと思います。もっとメンタル的に余裕が出てくれば点はとれるんじゃないかと思うので、全てはゴール前の精度だと思います」

―次節、早慶戦に向けて。
「相手は慶大だし絶対に負けられないので、一週間練習して勝ちたいと思います」

[写真]的確なコーチングで守備陣を援護した松澤

(取材・文 早稲田スポーツ 竹端集)
(写真 久保沙織、松田拓也)

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