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逆転負けでシーズン終了…柏DF中山「大事なところで勝てないことが1年を通してあった」

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[12.23 天皇杯準決勝 横浜FM2-1(延長)柏 等々力]

 1-2の敗戦。プロ3年目のシーズンが終了した瞬間だった。先発フル出場を果たした柏レイソルDF中山雄太は、「大事なところで勝てないことが1年を通してあった」と唇を噛んだ。

 前半11分にFWハモン・ロペスの鮮やかなロングシュートで先制したものの、後半24分に同点に追い付かれてしまう。「追い付かれてから少しバタついてしまった」。そして、延長後半13分には「押し込んでいる時間は常に警戒していた」というカウンターから決勝点を献上。「状況に応じて対応する能力を全体として上げていかないといけない」と課題を口にした。

「大事なところ、惜しいところで勝てなかったり、引き分けたりすることがリーグ戦を通してもあった。来シーズンは課題に取り組みつつ、チームの総合力を上げていきたい」

 個人的にはシーズンを通して主力を張り、年代別代表としてもU-20W杯に出場。「多くのものを得られた」と振り返りつつ、「自分の課題が明確になった1年かなと思う。結果も出せていないので、良い1年だったとは言いづらい」と続けながらも、「この悔しさをしっかり来年につなげていきたい」とさらなる成長を誓い、視線を前に向けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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