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広島は日本代表6選手が先発! 藤井クロスに塩谷ヘッドが決勝点、群馬を破って天皇杯8強

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日本代表初選出の大卒ルーキーMF満田誠 ※写真は過去のもの

[7.13 天皇杯4回戦 群馬 0-1 広島 正田スタ]

 天皇杯は13日に4回戦を行った。ザスパクサツ群馬サンフレッチェ広島の対戦は、広島が1-0で勝利。2016シーズン以来となるベスト8進出を決めた。

 群馬は22日の3回戦で浦和レッズと対戦し、1-0の勝利。前半35分のFW高木彰人のゴールを守り切り、金星を挙げた。一方、広島は横浜FCに5-0で快勝し、ベスト16入りを決めていた。

 13日、今月に行われるE-1選手権の日本代表メンバーが発表された。広島からは6人が選出。GK大迫敬介、DF佐々木翔、DF荒木隼人、MF野津田岳人(初)、MF森島司、MF満田誠(初)がメンバーに入った。群馬戦ではこの6選手がスタメンに名を連ねた。

 序盤は広島がチャンスを作る。好調ルーキー満田がカットインから右足シュートを放つが、惜しくもゴール枠内には収まらない。一方、群馬は前半27分にFKから決定機。右サイドへの縦パスからクイックリスタートすると、MF田中稔也が反応して折り返す。FW深堀隼平のシュートは相手選手に当たり、クロスバーに跳ね返された。

 ハーフタイムには広島が交代カードを切る。MF柏好文を下げ、MF藤井智也が入った。すると、スピードが持ち味の藤井が決定機を演出する。後半12分、DF塩谷司が右サイドに展開し、藤井が鋭いダッシュからクロス。PA内で反応したのは再び塩谷。ヘディングシュートを叩き込み、待望の先制点をもたらした。

 広島はMF柴崎晃誠、FWナッシム・ベン・カリファを出場させ、交代カードを切りながら追加点を狙う。残り時間が少なくなる群馬も後半34分にMF中山雄登、プロデビューとなるMF田部井悠を投入し、攻勢を強めていく。

 試合はそのまま終了。広島が1-0で勝利を果たした。準々決勝は9月7日、28日に行われる。

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