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マテウスが惜別FK決勝弾!! ユンカー“恩返し”弾も生まれた名古屋、浦和に3発快勝で8強進出

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[8.2 天皇杯4回戦 名古屋 3-0 浦和 CS港]

 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会の4回戦が2日、全国各地で行われた。CSアセット港サッカー場では浦和レッズと対戦した名古屋グランパスが3-0の勝利を収め、ベスト8進出を決めた。

 前日の1日にアルタアーウン(サウジアラビア)への完全移籍が発表された名古屋の背番号10、FWマテウス・カストロにとってラストマッチ。翌日にはチームを離れる予定だと発表されている。

 前半13分に名古屋がゴールを脅かすが、MF森下龍矢がPA外から放ったミドルシュートはGK西川周作に阻まれてしまう。さらに、21分には右サイドから中央に切れ込んだマテウスが左足でフィニッシュ。シュートは枠を捉えたものの、これも西川に弾き出されてしまった。

 しかし、25分に試合を動かしたのは名古屋。FKの好機を得ると、キッカーを務めたマテウスが強烈な左足シュートを叩き込み、スコアを1-0とした。戦半終盤にはマテウスが蹴り出すCKから立て続けにゴールを脅かした名古屋だったが、浦和の選手の粘り強い対応に遭って追加点を奪うには至らずに前半を折り返した。

 1-0のまま後半を迎えると、なかなかフィニッシュまで持ち込めない浦和は20分、FW興梠慎三に代えてFWホセ・カンテをピッチへと送り込む。さらに29分にはFWブライアン・リンセンとMF早川隼平を投入し、状況を打開しようと試みる。

 しかし、再びスコアを動かしたのは名古屋。30分、MF稲垣祥とのパス交換からFWキャスパー・ユンカーが左足シュートをねじ込み、貴重な追加点を奪取。さらに39分にMF和泉竜司がダメ押しゴールを奪い、名古屋が3-0の完封勝利を収めた。

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