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e日本代表ジェイ・ナスリ・アグが貫禄のeJリーグ4強入り!! “イーフト世界一”エビプールがFIFAでも快進撃

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 『FIFA 22』で争うeJリーグは29日、クラブチャンピオンカップ準々決勝を行った。e日本代表トリオの川崎フロンターレのジェイ、鹿島アントラーズのナスリ、横浜F・マリノスのアグに加えて、『eFootball』(ウイニングイレブン)をメインに活動してきたアビスパ福岡のエビプールが準決勝に進出。準決勝は午後4時20分にスタートする。

 クラブチャンピオンカップは昨季のJ1リーグ全20クラブから代表選手2人ずつが出場し、頂点を競う大会。大会の公平性を担保するため、各選手の能力平均値(OVR)は90に設定され、ポジションごとに能力が割り当てられる。一方、選手AIや身長・体型は維持されるため、リアルとゲーム性をいずれも踏まえた戦略が求められる。

 すでに予選ラウンドとラウンド16がオンラインで実施されており、ベスト8が決定済み。準々決勝以降はホームアンドアウェー方式の2試合合計スコアで競われ、選手たちは一会場に集まりオフライン開催されている。優勝者は賞金100万円を獲得できる。

 準々決勝第1試合では、2連覇中の絶対王者・ジェイが登場。FWレアンドロ・ダミアンのヘディングシュートで立ち上がりに先制に成功すると、あつや率いる柏レイソルの高卒ルーキーDF田中隼人に同点ゴールを決められたが、MF塚川孝輝のタイミングフィニッシュによるミドルシュートで再び勝ち越し、2-1で第1戦を制した。第2戦は序盤に柏の新加入MF中村慶太のゴールであつやが追いつくも、ジェイもL・ダミアンとFWマルシーニョのゴールで突き放す。勝負強さを見せたジェイが合計スコア4-2でベスト8に進んだ。

 準々決勝第2試合は、初出場のエビプールが驚きの強さを見せた。大会常連のにょにょが率いる清水エスパルスに対し、序盤の猛攻でFWフアンマ・デルガドとFW山岸祐也が立て続けにゴール。その後は第1戦の残り時間と第2戦ともにダイナミックな展開を駆使しながら時間を使い、最後まで相手の攻撃を完璧に抑え切り2-0で勝利した。『eFootball』で世界一の実績を持つエビプールが、FIFAの大会でも台風の目となっている。

 準々決勝第3試合では、ナスリが湘南ベルマーレのスレッジと対戦した。開始早々にスレッジの市立船橋高の同級生DF杉岡大暉のゴールで先制されたが、MF土居聖真のゴールで追いつき、第1戦は1-1でドロー。それでも第2戦で土居、FW鈴木優磨がゴールを決めて突き放すと、最後はMF瀬川祐輔のゴールで1点を返されたが、合計スコア3-2で制した。

 準々決勝第4試合は大会史に残る大熱戦となった。アグに挑んだベテランプレーヤーの大分トリニータ・マイキーは長身FW長沢駿の左ウイング起用が的中。第1戦は長沢の落としからMF下田北斗が決勝点を決めて1-0で制すると、第2戦も長沢の2ゴールで先行した。ところがアグもFW杉本健勇が4ゴールの大爆発を見せ、マイキーも長沢が3点目を決めるなど殴り合いムードに。マイキーは終盤にMF町田也真人のゴールで勝ち越すも、アグはMF渡辺皓太のゴールで追いつき、試合はゴールデンゴール方式の第3戦へ。勝負が決まったのは後半28分。左サイドの崩しからFWレオ・セアラが沈め、6-5で勝利したアグの突破が決まった。

 大会はJリーグ公式Youtubeチャンネル(https://youtu.be/q1M8f-cUXw4)でライブ配信中。準決勝以降は『FIFA 22』の日本公式アンバサダーを務める日向坂46の影山優佳さんも出演し、大会を盛り上げる。

【準々決勝】
ジェイ 4-2(2-1、2-1) あつや
エビプール 2-0(2-0、0-0) にょにょ
ナスリ 3-2(1-1、2-1) スレッジ
アグ 6-5(0-1、5-4、1ex0) マイキー

【準決勝】
ジェイ vs エビプール
ナスリ vs アグ

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