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[EURO]ポーランドは2戦連続ドロー、ロシアも決勝T決めきれず

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[6.12 EURO2012・A組GL第2節 ポーランド1-1ロシア ワルシャワ]

 EURO2012(欧州選手権)は12日、A組の第2節を行った。開催国のポーランドと勝てば決勝トーナメント進出が決定するロシアの一戦が行われたが1-1の引き分けに終わった。この結果、A組の決勝トーナメント進出のゆくえは最終節に持ち越しとなった。最終節は16日に行われ、ポーランドはチェコと、ロシアはギリシャと対戦する。

 ポーランドは第1戦のギリシャ戦(1-1)で退場処分となったGKボイチェフ・シュチェスニに代わって、途中出場でPKをストップしたGKプジェミスワフ・ティトニを先発起用。中盤ではMFマチイ・リブスに代わってMFダリウシュ・ドゥトカがスタメンに名を連ねた。
 対するロシアは、第1戦のチェコ戦(4-1)と同じメンバーで挑んだ。

 序盤から主導権を握りゲームを進めたのは、大観衆の声援に支えられる開催国のポーランドだった。だが前半7分のDFアレクサンドル・アニュコフのヘディングシュートはGK正面。同18分にはスルーパスに抜け出したMFオイゲン・ポランスキがゴールネットを揺らしたが、オフサイドとなるなど得点は奪えない。すると地力に勝るロシアに徐々にペースが傾きだす。

 迎えた前半37分、ロシアは左サイドで得たFKをFWアンドレイ・アルシャフィンがゴール前に蹴り入れる。DFを競り合いながら走り込んだMFアラン・ジャゴエフが頭で流し込み先制に成功。第1戦でチェコ相手に4得点した攻撃陣が本領を発揮し出した。

 しかし後半に入るとポーランドも反撃に出る。後半12分、左サイドからMFルドビク・オブラニアクが前線のFWヤクブ・ブラスチコフスキにパス。ブラスチコフスキはドリブルで中に切り込むと勢いそのままに左足を振り抜く。ペナルティーアーク付近から放った豪快なシュートが右サイドネットに突き刺さり、ポーランドが試合を振り出しに戻した。

 その後は一進一退の攻防を見せる。だがお互いゴール前での精度を欠いてしまい、スコアを動かすことが出来ない。終盤はカウンターの応酬となったが、試合はそのまま1-1で終了した。


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