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[EURO予選PO]元代表GKの死…悲しみのハンガリーが敵地で先勝

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 EURO予選のプレーオフが12日に開幕し、ノルウェー代表対ハンガリー代表の一戦は、アウェーのハンガリーが1-0で先勝した。ハンガリーのホームで行う第2戦は15日に行われる。

 悲しみに包まれるハンガリーが本戦出場に王手をかけた。同日、元同国代表GKマルトン・クロップ(写真)が32歳の若さで他界したことが判明した。マンチェスター・シティなどプレミアリーグでプレーし、代表でも24試合に出場した元守護神は、2013年に腕に悪性腫瘍を患ったため療養生活に入っていたが、治療の甲斐なく帰らぬ人となった。

 また同日、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は、元同国代表のポール・バーディ氏が84歳で亡くなったことを公表。選手全員が喪章を巻いて、ピッチに立った。

 決勝点となった先制点が生まれたのは前半26分、エリア内右でボールを受けたMFラースロー・クラインハイスラーが左足を一閃。シュートはGKの手を弾き、ゴール左隅へと吸い込まれていった。A代表に初招集された21歳のゴールで、先勝に成功した。

 MLSZの公式サイトによると、試合を終えたベルント・シュトルク監督は、「グレートな勝利だが、我々にはまだ日曜日に試合が残っていることを忘れてはいけない」と気を引き締めた。


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