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チェコ、あと一歩で勝ち点逃す…好セーブ連発のチェフ「簡単に受け入れられない」

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[6.13 EURO D組第1節 スペイン 1-0 チェコ トゥールーズ]

 EURO2016は13日、グループリーグ第1節4日目を行ったD組ではチェコ代表が大会2連覇中のスペイン代表と対戦し、0-1で敗れた。

 チェコとしては苦しい試合となった。ほとんどの時間帯でスペインに主導権を握られ、ゴール前に人数を割かなければならなかった。それでも終盤まで無失点に抑え、勝ち点1が手に届くところまで来ていた。しかし、後半42分にDFジェラール・ピケにヘディングシュートを決められ、0-1で初戦を落とした。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると、パベル・ブルバ監督は「スペインが非常に良かったとはいえ、我々も初戦から自分たちのサッカーができたことに満足している。波乱を起こせなかったのは残念だが、選手たちは全力を尽くしてくれた。ペトル・チェフが好セーブを連発してくれなければ、そして守備全体がここまで安定していなければ、結果は違うものになっていたかもしれない。我々に3度の決定機があったことも事実だ」と試合を振り返った。

 また、好セーブを連発したチェフは「残り3分に失点して敗れれば、どんな試合でも簡単には受け入れられない。でも、86分までは本当にうまく戦えていたと思う。常に劣勢を余儀なくされたけど、どうにか持ちこたえ、もう少しで無失点のまま乗り切れるところだった。それでも残念ながら相手のクオリティーが非常に高く、最後にゴールを奪われてしまった」と唇をかんだ。

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