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試合を中断させたファンを責めるペリシッチ「もうプレーしない方がいいかもしれない」

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 クロアチア代表MFイバン・ペリシッチは、試合を中断させることになった一部観客の問題行動に対して苦言を呈している。

 クロアチアは17日にユーロ2016グループD第2節でチェコと対戦し、2-2で引き分けた。2点リードから追いつかれた展開に観客席のファンは苛立ちを募らせ、発煙筒を投げ込むなどして試合は一時中断される事態となった。

 前半に先制点を記録したペリシッチは、試合後に次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がインテル所属の同選手のコメントを伝えた。

「こういう人たちの振る舞いは理解できない。おそらく試合には興味がないんだろう。もうプレーしない方がいいかもしれないね。こんな形で続けていくことはできないよ」

「これからUEFAはクロアチアを厳しく罰するのかもしれないが、そうならないことを願っている。こういう光景は僕らの国にとって恥ずべきことだが、解決策を見つけ出すことが必要だ」

 今大会ではロシアのサポーターも問題行動を起こし、再発した場合にはロシア代表が大会を追われるという執行猶予つきの失格処分が下されている。UEFAはクロアチアに対しても、審判団からの報告を受けた上で調査を開始することを表明している。

 クロアチアは2試合を終えて1勝1分けで勝ち点4を獲得。グループ最終節では、2連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めたスペインと対戦する。

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