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スペイン代表の“栄光のサイクル”は終了か、元イタリア代表DFが撃破に自信

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 22日にベスト16が出そろったEURO2016の決勝トーナメント1回戦で、最も注目を浴びるカードの一つが、前回大会決勝の再戦となるイタリア対スペインの一戦だ。元イタリア代表のマウロ・タソッティ氏は、現在のスペイン代表が「サイクルの終わり」にあると述べている。

 タソッティ氏はイタリアがスペインを2-1と下した1994年のW杯準々決勝に出場。ルイス・エンリケ現バルセロナ監督に対するひじ打ちで厳罰処分を科された経験を持つ。

 そのタソッティ氏はイタリア『メディアセット』のインタビューで、スペインとの決勝トーナメント1回戦について次のように述べている。

「どうやって今のスペインを倒すか?1994年のときから、スペインは大きく成長した。今季のチャンピオンズリーグ決勝でスペインの2クラブがそれを示している。スペインサッカーは大きく成長したんだ。倒すのは難しい」

「ただ、今のスペイン代表は少しサイクルの終わりに来ている。ユーロで連覇したり、W杯を制したときほど輝いているチームではない」

 スペインで最も脅威となる選手に、MFアンドレス・イニエスタを挙げたタソッティ氏は、イタリアの武器はチーム力だと語った。

「スペイン最高の選手はイニエスタだ。彼がうまくやれれば、チーム全体に役立つ。スペインはすべてのポジションに素晴らしい選手をそろえているよ」

「だが、我々にも優れた選手たちはいる。私は、イタリアがこの大会で唯一、チームとしてプレーしていると思う。まるで代表チームというよりクラブチームだ」

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