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イングランド、度重なるチャンスを生かせずドロー…粘ったスコットランドが勝ち点1獲得

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イングランドはスコットランドとドロー

[6.18 EURO D組第2節 イングランド0-0スコットランド ロンドン]

 欧州選手権(EURO2020)のグループD第2節が18日に開催された。イングランド代表はロンドンのウェンブリー・スタジアムでスコットランド代表と対戦。EURO1996以来25年ぶりの“英国対決”は0-0の引き分けに終わり、開幕2連勝を逃した。6大会ぶり出場のスコットランドは今大会初の勝ち点を獲得。第3節は22日に行われ、イングランドはチェコ、スコットランドはクロアチアと顔を合わせるする。

 イングランドは初戦のクロアチア代表戦(○1-0)から両サイドバックを変更し、右にDFリース・ジェームズ(チェルシー)、左にDFルーク・ショー(マンチェスター・U)を起用。立ち上がりからサイド攻撃を主体にゴールへ迫ると、前半11分にMFメイソン・マウント(チェルシー)の右CKからDFジョン・ストーンズ(マンチェスター・C)のヘディングシュートが右ポストを叩く。

 前半18分には右サイド後方からMFカルビン・フィリップス(リーズ)がロングボールを送り、受けたMFフィル・フォーデン(マンチェスター・C)がPA内中央から左足で打ったシュートがゴール左へ。また、その前にオフサイドの判定となる。同29分にも右サイドのジェームズがアーリークロスを入れるが、フリーでファーに飛び込んだFWハリー・ケイン(トッテナム)のヘディングシュートはゴール左に外れ、再びオフサイド判定となった。

 すると前半30分にスコットランドがビッグチャンスを迎える。左サイドの高い位置に攻め上がったDFキーラン・ティアニー(アーセナル)がクロスを送り、ファーのMFステファン・オドネル(マザーウェル)が至近距離から右足で強烈なシュート。しかし、GKジョーダン・ピックフォード(エバートン)のファインセーブでスコアは動かない。

 0-0で折り返した後半も主導権を握るイングランド。後半3分、マウントが左サイドからカットインして右足を振り抜くも、シュートはGKデビッド・マーシャル(ダービー・カウンティ)に防がれる。後半10分にケインのパスを受けたジェームズのシュートもクロスバーを越えた。

 後半17分にはスコットランドの右CKの流れからFWリンドン・ダイクス(QPR)が左足のボレーに持ち込むが、ゴール左へのシュートはジェームズにヘディングでクリアされる。均衡状態が続く中、イングランドは後半18分にフォーデンとMFジャック・グリーリッシュ(アストン・ビラ)、同29分にケインとFWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)をそれぞれ交代。現状の打開を図ったが、最後までスコットランドのゴールをこじ開けられず、0-0で終了となった。

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