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不意のハンドで退場…オランダ代表DFデ・リフトは絶望「僕が試合を壊したんだ」、デ・ヨングは擁護「言い過ぎだよ」

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DFマタイス・デ・リフトが絶望

[6.27 EURO決勝T1回戦 オランダ0-2チェコ ブダペスト]

 オランダ代表DFマタイス・デ・リフトは痛恨のハンドで一発退場。試合後、オランダ『NOS TV』のインタビューに無念の思いを吐露した。

 グループリーグは全勝で首位通過したオランダ。グループ3位で突破したチェコとの勝負は、前半をスコアレスで折り返す。すると、後半10分に試合は大きく動いた。

 デ・リフトはロングボールへの対応でもたついてしまい、FWパトリック・シックに裏を取られそうになる。目の前に現れたボールを思わず手で叩いた。主審からはイエローカードが提示されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でレッドカードとなった。

 オランダはその後2失点を喫し、0-2で大会を去った。

 試合後、デ・リフトは「痛恨なのは明らかです」と口を開く。

「私の行いが敗因です。ハンドはやるべきではないことだった。前半は試合をコントロールしていたし、何度かチャンスもあった」

「チェコが多くの決定機を生み出していたということもなかった。明らかにレッドカードで試合を壊してしまったんだ」

 数的不利に陥った痛恨のミス。しかし、MFフレンキー・デ・ヨングはデ・リフトの言葉を否定する。

「デ・リフトを責めることなどできない。彼が責任を感じているのはわかる。だが、言い過ぎだよ」

「私たちは全員で失敗したんだ。何が悪かったかはわからない。でも、最高の試合ができたわけではなかった」

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