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[Fリーグ]大分が2度のビハインドを跳ね返し、府中との開幕戦に勝利

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[6.16 F第1節 府中 2-3 大分 代々木第一]

 Fリーグは16日に第1節を行い、府中アスレティックFCバサジィ大分と対戦した。セットプレーから2度、リードした府中だったが、リードを守り切ることができずに2-3と逆転負けを喫している。

 試合が動いたのは前半9分だった。府中はCKから新外国人選手のFPダンタスが大分ゴールをこじ開ける。前半終了間際にFP白方秀和にゴールを許し、同点に追いつかれたが、後半4分にもキックインからFP山田ラファエル・ユウゴが追加点を挙げて、府中が2-1とリードをした。

 2点をリードした府中は、「守備を固めてカウンターから3点目を狙った」と伊藤雅範監督は言う。しかし、結果的に引きすぎたことで、大分にボールを持つ余裕を与えてしまう。後半16分には右サイドからFP仁部屋和弘がゴール前に入れた速いボールが、DFに当たってオウンゴールにつながる。2-2となってからも優勢に試合を進めたのは、大分だった。後半19分にFP小曽戸允哉のドリブル突破からパスを受けた白方が、ゴールネットを揺らす。

 その後、府中もFP完山徹一をGKにしたパワープレーで反撃に出たが、時すでに遅し。大分が3-2で勝利して、開幕戦を白星で終えた。

(取材・文 河合拓)

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