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[Fリーグ]イゴールを中心とした堅守で、大阪が3-1で神戸を下す

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[6.16 F第1節 神戸 1-3 大阪 代々木第一]

 Fリーグは16日、第1節を国立代々木第一体育館で行い、第3試合ではデウソン神戸シュライカー大阪による関西ダービーが行なわれた。昨シーズン、準優勝に輝いた大阪は前半に2点をリードする。後半にも昨季27得点を挙げたFPヴィニシウスの得点でリードを広げると、神戸の反撃を1点に抑えて3-1で関西ダービーを制した。

 前半4分、先制点を挙げたのは大阪だった。FP瀬戸彬仁がゴール正面からミドルシュートを決める。同17分にも大阪は速攻からFP江口孝一が2点目を挙げて、神戸を突き放した。

 後半に入り反撃に出る神戸は、FP岡崎チアゴがゴール左でフリーになってシュートを放ったが、ボールは左サイドネットに飛んだ。その後もゴール前にボールを運び、チャンスをつくったが、GKイゴールを中心とした大阪の固い守備を崩すことができない。

 後半11分にはFP村上哲哉がドリブル突破からシュートを放ったが、ボールはゴール左に外れた。その直後には神戸FP須藤慎一の強烈なシュートが大阪ゴールに飛んだが、これもイゴールがパンチングで弾く。同13分にはFP一木秀之のパスを受けたヴィニシウスが反転してマークを外し、ボールをゴールに流し込み、3-0に点差を広げた。

 残り2分40秒となったところで、神戸は須藤をGKに置いたパワープレーに出る。そして残り19秒でFP原田浩平からのパスをフリーの状態で受けたFP鈴村拓也が1点を返す。しかし、反撃もここまで。大阪が3-1で勝利した。マン・オブ・ザ・マッチには大阪のイゴールが選出されている。

(取材・文 河合拓)

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