第18回全日本フットサル選手権は、15日から決勝トーナメントを行う。この大会が名古屋オーシャンズの一員としてプレーするFPリカルジーニョが見られる最後の機会になるかもしれない。

　リカルジーニョは1月に自身のフェースブックのページで「今シーズン限りで日本での挑戦を終える」と書き込んだ。また、スペインのリーガ・ナショナル・フットボール・サラ(フットサル・スペインリーグ)の公式HPでも、リカルジーニョは日本を離れると報じている。

『フットサル界のクリスティアーノ・ロナウド』とも称されるリカルジーニョは、Fリーグ2010とFリーグ2012の2シーズンを名古屋の一員としてプレーした。圧倒的な技術を見せつけ、チームの6連覇に大きく貢献、リーグMVPにも輝いている。

　15日の準々決勝で名古屋はディフェンディング・チャンピオンのシュライカー大阪と対戦する。この試合に敗れた場合、しばらくは公式戦を戦うリカルジーニョを日本で見られなくなる可能性がある。この機会に会場に足を運び、世界最高のフットサル選手の妙技を目に焼き付けてほしい。

　名古屋オーシャンズ対シュライカー大阪の試合は、15日の19時半に東京・代々木第一体育館でキックオフされる。なお、準々決勝は全4試合を500円で観戦できる。

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