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[Fリーグ]第7節 浦安vs町田 試合後 関野監督&横江主将コメント

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 Fリーグは20日に第7節を行い、第1試合ではペスカドーラ町田バルドラール浦安が対戦した。開幕戦以降、勝利から遠ざかっていた町田は、4-0で勝利を収めた。試合後、町田の関野淳太監督は「ディフェンス」を勝因に挙げた。また、キャプテンのFP横江怜は「浜松には勝ったことがないので」と、勝利に満足せず、明日の浜松戦に気持ちを引き締めた。

 以下、関野監督コメント
「お疲れ様です。結果的に勝てましたが、セントラルに来るときに『この2日間で勝ち点6を取ってホームに戻ろう』と目標を立ててやってきました。1日目、こういう良いスタートを切れたのは良かったと思います。この試合内容に関しては、すべてはディフェンスだと思っています。前半も、後半もですが、ディフェンスの部分で選手たちが本当に集中して、一つひとつの勝負どころ、止めないといけない所をファウルで止める。チームとしての明確なやり方を、チームとしてしっかりできていたのではないかと思います。オフェンスの部分に関しては、その中でベースを崩せない中で、相手がしびれを切らした中で、うちが隙を突いて点を取れたということなので、すべてはこの試合はディフェンスだと思います。グループとして、しっかりディフェンスができたのは大きなこと。今後につながる良い試合ができたと思います。明日の相手は浜松です。去年一度も勝ったことのない相手なので、今日は今日、勝ったことはこれで終わりです。そこはもう忘れて、すでに僕も含めて明日の浜松戦を見据えて良い準備をしていきたいと思います」

―浦安への対策は?
「ディフェンスに関しては、特に浦安だからやったディフェンスではなく、今まで通りに我々がやってきたディフェンスをやりました。ただ、今日は星選手がいなかったので。星選手にボールが入ったときの話はしていましたが、いなかったので、そこは今まで通りのディフェンスを選手たちが集中してしっかりやってくれた。その結果だと思います。攻撃に関しては浦安のディフェンスに対しての崩し方というか、浦安はうちとは違う形のディフェンスなので、それに対してのサポートのスピードとか、質に選手はこだわってやってくれたと思います。その浦安のディフェンスに対する対策は、昨年からやっていて、前半は割とボールを持った選手に対するサポートは早く、質も高かったのですが、後半の中盤は浦安さんに押し込まれた時間もありました。あの時間帯は、サポートが遅れてしまったり、サポートの距離が遠かったり、角度が深かったり、という時間帯でした。そこは、前半はできていたのに、後半で着なくなったのは、それが落ちてしまうというのは、今後の課題として、もう一回修正しないといけない。そういう部分を対策としてやってきました」

―ここ5試合は結果が出なかったが、それらの試合と今日の違いは?
「やろうとしていたことは、基本的には変わらないんです。ただ、そこに対しての選手の取り組みは選手の中で変わってきました。これはフェアプレーという観点からすると、間違ったことなのかもしれませんが、勝負している時に『ここはファウルをしてでも止めなければいけない』とか。攻撃でいうと、『ここでは絶対に打ち切らないといけない』というような細かいところ。やらないといけないところを、きちっ、きちっとやれるようになってきている。それが結果になっていると思います。大きくやり方を変えたわけではないので。今までやってきたこと、それをどれだけ選手たちが100%に近いクオリティで、一つひとつ妥協なくできたか。『だろう』とか『これは大丈夫だろう』とか『まさかここには入ってこないだろう』とか。そういうところを、名古屋戦と今日の試合も消していけていることが、結果的に勝てたところにつながっていると思います」

以下、横江キャプテンコメント
「お疲れ様です。今、監督がおっしゃいましたが、勝ち点3を取れたことが本当にすべてであり、この結果には満足していますけど、個人的にはパフォーマンスも低く、チームに迷惑を掛けてしまいました。先週、名古屋を相手に勝ち点1を拾ったというか、まぁ勝ち点2を失った部分もありますが、そこの価値が出るのは、この2試合を勝つことで、価値が出てくると思うので。しっかり切り変えて、明日、勝ち点3を取って、勝って、笑ってみんなで東京に、町田に帰れるように、今から最善の準備をしていきたいと思います」

(取材・文 河合拓)
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