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[選手権]創部8年目で全国初出場の第一学院、後半の3失点で初戦敗退

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[1.2 全国高校選手権2回戦 第一学院高0-3京都橘高 味フィ西]

 2007年の創部から8年目で全国高校選手権初出場を果たした第一学院高(茨城)だが、全国初陣を勝利で飾ることはできず、初戦敗退に終わった。

 前々回準優勝、前回4強の京都橘を相手に前半は互角以上の展開。0-0で後半に折り返したが、後半15分に先制点を許すと、前がかりになった終盤に2失点した。通信制の学校としては02年度の地球環境高(長野)以来の全国大会出場だったが、全国初勝利を挙げることはできなかった。

 DF畠山翔太主将(3年)は「前半は負ける気がしなかったし、前半、決めるところで決めていれば分からなかった」と唇をかむ。「でも、決めるところで決めなかったのが自分たちの甘いところ。そこの質を上げていかないといけない」。試合後のロッカールームではDF白将大(2年)にキャプテンマークを託し、「俺らのように負けるチームはつくるな」と声をかけたという畠山。全国大会出場に続く全国1勝の夢は後輩たちに受け継がれた。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 西山紘平)
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