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[MOM1296]流通経済大柏FW高沢優也(3年)_大迫でイメトレの9番が決勝ヘッド

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.3 全国高校選手権3回戦 水橋高0-1流通経済大柏高 フクアリ]

 2点、3点と取るチャンスがあった。流通経済大柏高(千葉)は後半36分、DF小川諒也(3年=F東京内定)の右CKにFW高沢優也(3年)が合わせる決勝点。作陽との1回戦(3-3、PK8-7)以来、2試合ぶり大会2ゴール目となった高沢だが、「1試合1点じゃ満足できない」と表情を引き締めた。

 前半28分には左足でループ気味のミドルシュートを狙ったが、惜しくも右ポストを直撃。同33分にもMF渋谷峻二郎(3年)の右クロスにフリーで合わせたが、ヘディングシュートは枠を捉え切れなかった。

「今日も複数得点するチャンスはあった。そこで決めないと、これから先に行っても厳しい」。80分間でシュートは両チーム最多の5本。自分がもっと早い時間に決めていれば、チームを楽にできたとの反省がある。

「(次の試合まで)時間は少ないけど、もっとゴールへの貪欲さを意識していきたい。得点王を狙っているし、負けたら(得点数の)記録も伸ばせない。貪欲に狙っていきたい」

 目標は大会最多得点記録を持つFW大迫勇也(ケルン)だ。鹿児島城西高3年時の08年度大会で大会記録となる10ゴールを量産した大迫のゴールシーンを集めた動画を携帯電話に保存し、「試合前に見ている」と、イメージトレーニングをしているという高沢。「あそこまでいけるかは分からないけど、目標にはしています」。“半端ない”ストライカーを目指し、さらなるゴール量産を誓った。

(取材・文 西山紘平)
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