[1.5 全国高校選手権準々決勝 日本文理高 0-1 矢板中央高 駒場]

　矢板中央高(栃木)のFW久永寿稀也(3年)は、勝利にも苦笑いだ。

　悔しいですね――。後半15分まで出場した久永には、3本のビッグチャンスがあった。まずは前半16分、左足シュートがクロスバーを直撃。後半6分には相手GK相澤ピーター・コアミのビッグセーブに阻まれると、同14分のアーリークロスに反応したボレーもクロスバーに嫌われた。

「勝ててよかった」とまずは安堵した久永。ただ自身の逸機には「悔しいですね。FWなので、2、3点取って勝たせたかった」。次戦は明日6日に迫っていることもあり、「本当に悔しいですけど、次は決めます。すぐ切り替えて、日本一を目指しているので、頑張りたいです」と意欲的に話した。

(取材・文　児玉幸洋)

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●【特設】高校選手権2017