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日本文理大附が初の選手権へ! 延長終了間際に東健翔が劇的逆転ロング弾、王者・大分高を破る

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 第99回全国高校サッカー選手権大分県予選は15日に決勝を行った。日本文理大附高大分高を延長戦の末に4-2で下し、初の選手権出場を決めた。

 日本文理大附は初の決勝進出で、県3連覇を狙う大分に挑んだ。しかし序盤から県王者に苦しめられると、福島ユナイテッドFCに加入が内定しているFW堤聖司(3年)に先制点を許してしまう。しかし日本文理大附もFW垣内太陽(3年)が同点ゴールを決め、前半は1-1で折り返した。

 日本文理大附は後半で再び失点。大分FW小畑智竜(2年)にゴールを割られ、1-2とリードを許す。だが、日本文理大附はFW東健翔(3年)が得点を決め、2-2と試合を振り出しに、80分間で決着がつかず、試合は延長戦に突入する。

 スコアは変わらず、延長後半の終了間際となったところでドラマが起こる。互いに疲労が溜まり切り、足を攣る選手も出る中、日本文理大附は東が中盤をドリブル突破。右足シュートを振り抜くと、鋭い弾道がゴール左に突き刺さった。

 起死回生の逆転ゴールを決めた日本文理大附は、さらに後半アディショナルタイムにMF中島翼(3年)がゴール前のこぼれ球に詰めて、ダメ押しの4点目。そのまま試合終了となり、日本文理大附が死闘を制し、4-2で大分県の頂点に立った。

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