[MOM4099]日体大柏FWオウイエ・ウイリアム(3年)_柏内定の大型FWが市船相手に1G1A!初の選手権へ!

後半3分、
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[11.12 選手権千葉県予選決勝 市立船橋高 0-2 日体大柏高 フクアリ]
柏レイソル内定の大型FWオウイエ・ウイリアム(3年=川崎フロンターレU-15出身)が、「試合を動かす力」「チームを勝たせる力」を発揮。1得点1アシストの活躍で日体大柏高を選手権初出場へ導いた。
0-0の後半3分、オウイエは右クロスのこぼれ球にいち早く反応。GK不在のゴールへ左足シュートを蹴り込んだ。「試合で絶対に1本来るな、と。毎試合絶対に1本来ていたので、狙って、来て、決めるだけでした。決めて流れを変えられて良かったです」。前半から左足FKや1タッチの左足シュートを放っていたオウイエだが、ビッグチャンスが必ず1本来ると待ち続けていた。
そして、絶好のチャンスを逃さずに先制ゴール。結果的に“ごっつあんゴール”のような形となったが、右クロスにしっかりと走り込んでいたオウイエが自分の力で引き寄せた1点でもあった。
さらに後半10分には、中央から持ち上がると、左から駆け上がってきたMF古谷柊介(3年)の前方へ絶妙なスルーパスを通す。PAで切り返した古谷が右足で決めて2-0。オウイエは、「自分から試合を動かせる能力があると思う。良い形で得点・アシストができて良かった」と微笑んだ。
この日は序盤からその懐の深いボールキープ、巧みな切り返しなどで会場を沸かせていた。187cmの長身に加えてスピード、柔らかさ、パスセンスも兼ね備えるFWは存在感のある動き。「普段から自分が持つと沸いたりするので、いつも通りでした」と語り、注目の中でのプレーに慣れていることを説明する。
柏や仙台のDFとして活躍した根引謙介監督は以前、DF目線で「(オウイエは)懐の深さやシュートのところも上手いので、不用意には飛び込めないですよね」と評価していた。指揮官も評価する懐の深さとシュートシーンでDFを外す上手さを名門・市立船橋高相手に発揮。得点こそ1点に終わったが、相手にとって怖い存在になり続けていた。
寮で同部屋というFW吉田眞翔主将(3年)も、「(オウイエは)チームの中心選手として戦ってくれている中で相手のプレッシャーは凄いと思うけれども、自分の特長を出してやれているなと思いました」と称える動き。守備の連続性など課題にも取り組み続け、笑顔で80分間を終えた。
インターハイ予選で準優勝に終わり、自分がチームを勝たせることを誓ってトレーニング。それをやり遂げたFWは、「ずっと自分全国行ったこと無かったので、自分の力で、自分の点で全国に行けることは嬉しいです」。そして初の選手権へ向けては、「もっと注目とかも上がると思うので、自分は球際とかでバチバチ行って冷静になるところは冷静になって、全国でも変わらずにチャンスが一回は来ると思うので、そこの仕留める部分をもっと上げてやっていきたいです」と意気込んだ。全国大会で注目FWの一人になることは間違いない。千葉決勝で躍動したこの日のように、選手権でも決めて、ヒーローになる。
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2022
[11.12 選手権千葉県予選決勝 市立船橋高 0-2 日体大柏高 フクアリ]
柏レイソル内定の大型FWオウイエ・ウイリアム(3年=川崎フロンターレU-15出身)が、「試合を動かす力」「チームを勝たせる力」を発揮。1得点1アシストの活躍で日体大柏高を選手権初出場へ導いた。
0-0の後半3分、オウイエは右クロスのこぼれ球にいち早く反応。GK不在のゴールへ左足シュートを蹴り込んだ。「試合で絶対に1本来るな、と。毎試合絶対に1本来ていたので、狙って、来て、決めるだけでした。決めて流れを変えられて良かったです」。前半から左足FKや1タッチの左足シュートを放っていたオウイエだが、ビッグチャンスが必ず1本来ると待ち続けていた。
そして、絶好のチャンスを逃さずに先制ゴール。結果的に“ごっつあんゴール”のような形となったが、右クロスにしっかりと走り込んでいたオウイエが自分の力で引き寄せた1点でもあった。
さらに後半10分には、中央から持ち上がると、左から駆け上がってきたMF古谷柊介(3年)の前方へ絶妙なスルーパスを通す。PAで切り返した古谷が右足で決めて2-0。オウイエは、「自分から試合を動かせる能力があると思う。良い形で得点・アシストができて良かった」と微笑んだ。
この日は序盤からその懐の深いボールキープ、巧みな切り返しなどで会場を沸かせていた。187cmの長身に加えてスピード、柔らかさ、パスセンスも兼ね備えるFWは存在感のある動き。「普段から自分が持つと沸いたりするので、いつも通りでした」と語り、注目の中でのプレーに慣れていることを説明する。
柏や仙台のDFとして活躍した根引謙介監督は以前、DF目線で「(オウイエは)懐の深さやシュートのところも上手いので、不用意には飛び込めないですよね」と評価していた。指揮官も評価する懐の深さとシュートシーンでDFを外す上手さを名門・市立船橋高相手に発揮。得点こそ1点に終わったが、相手にとって怖い存在になり続けていた。
寮で同部屋というFW吉田眞翔主将(3年)も、「(オウイエは)チームの中心選手として戦ってくれている中で相手のプレッシャーは凄いと思うけれども、自分の特長を出してやれているなと思いました」と称える動き。守備の連続性など課題にも取り組み続け、笑顔で80分間を終えた。
インターハイ予選で準優勝に終わり、自分がチームを勝たせることを誓ってトレーニング。それをやり遂げたFWは、「ずっと自分全国行ったこと無かったので、自分の力で、自分の点で全国に行けることは嬉しいです」。そして初の選手権へ向けては、「もっと注目とかも上がると思うので、自分は球際とかでバチバチ行って冷静になるところは冷静になって、全国でも変わらずにチャンスが一回は来ると思うので、そこの仕留める部分をもっと上げてやっていきたいです」と意気込んだ。全国大会で注目FWの一人になることは間違いない。千葉決勝で躍動したこの日のように、選手権でも決めて、ヒーローになる。
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(取材・文 吉田太郎)
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