beacon

インターハイ4強の堅守・国見が決勝3失点で連覇逃す…主将DF平田「一番取りたかったタイトル。悔しいです」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.12 選手権長崎県予選決勝 長崎総附3-1国見 トラスタ]

 2年連続の全国出場とはならなかった。「選手権は自分たちが一番取りたかったタイトル。2連覇を強く思っていたので、悔しい気持ちです」。国見高の主将DF平田大耀(3年)は、そう言って唇を噛んだ。

 出はなを挫かれた。前半7分にCKの流れから失点。今季は主戦場とする長崎県リーグでも最少失点を誇り、インターハイでも5試合無失点、さらに今大会予選も3試合無失点の堅守がいきなり崩されたこで、チームに動揺が生まれた。

 追加点を決められて迎えた後半18分に、直前に投入されていたMF山崎夢麗(3年)が1点差に迫るゴールを決めたが、同27分に決定的な3点目を献上。最後まで主導権を握ることは出来なかった。

 正月の舞台に出場することは出来なかったが、戦いはまだ残っており、残り2節の県リーグの戦いは現在首位。プリンスリーグ参入戦を控えている。平田は「選手権という大きなタイトルを残せなかったけど、プリンス昇格というもう一つの大きなものを後輩たちに残せる。しっかりとプリンスリーグを残したいなと思います」と気持ちを切り替えていた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第102回全国高校サッカー選手権特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

TOP