beacon

明治大が大一番を制して4年ぶり決勝進出!筑波大を完封、関東得点王FW中村草太がV弾!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW中村草太が決勝点を奪った

[12.21 インカレ準決勝 筑波大0-1明治大 流通経済大学龍ケ崎フィールド]

 第72回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の準決勝が21日に行われ、明治大(関東3)が筑波大(関東1)に1-0で勝利し、優勝した2019年大会以来となる4年ぶりの決勝に進出した。25日にカシマスタジアムで行う決勝は、京都産業大と対戦する。
 
 前半は筑波大がボールを持つ展開となり、MF加藤玄(2年=名古屋U-18)とMF山内翔(4年=神戸U-18/神戸内定)のダブルボランチが素早くボールを奪うと、MF山崎太新(2年=横浜FCユース)とMF瀬良俊太(4年=大宮U18/富山内定)の両ワイドの突破や、トップ下に入ったMF高山優(3年=筑紫丘高)のテクニカルなプレーなどで多彩な攻撃を仕掛ける。

 一方の明治はなかなかシュートが打てない厳しい展開となるが、主将DF井上樹(4年=甲府U-18/甲府内定)、DF岡哲平(4年=FC東京U-18/FC東京内定)、DF鷲見星河(3年=名古屋U-18)の3バックを中心とした守備陣が、筑波の攻撃を跳ね返していく。前半40分にはエリア内で加藤に突破を許し、マイナスクロスを高山優に合わされたが、体を張って防ぎ切った。

 スコアレスで折り返した後半、明治が先に動きをみせる。ボランチのMF木内達也(3年=鹿島ユース)に代えてMF田中克幸(4年=帝京長岡高/札幌内定)を投入。リズムに変化を求める。しかし最初のチャンスは筑波。後半7分に左CKをファーでDF池谷銀姿郎(1年=横浜FCユース)がヘディングで合わせたかに思えたが、ファウルで得点は認められなかった。

 しかし明治はファーストチャンスを確実にものにした。後半13分、DF内田陽介(3年=青森山田高)の右クロスをFW太田龍之介(4年=岡山U-18/岡山内定)がファーサイドで収めると、MF熊取谷一星(3年=浜松開誠館高)、MF常盤亨太(3年=FC東京U-18)を経由したボールがFW中村草太(3年=前橋育英高)に渡る。中村はゴール中央から左足を振り抜くと、ゴール左隅に突き刺して、先制点を決めた。

 追う展開となった筑波は後半23分に瀬良に代えてスーパールーキーのFW内野航太郎(1年=横浜FMユース)を投入して2トップに変更。右SBもDF沖田空(3年=鹿島ユース)にして、攻撃的な布陣で同点弾を目指していく。しかし後半31分に山内がエリア内で右に流れて放ったシュートがGK上林豪(3年=C大阪U-18)の正面に飛ぶなど、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。

●第72回全日本大学選手権(インカレ)特集

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP