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2度目の国際Aマッチ3戦連発へ、岡崎「勝利のためのゴールを」

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 自身2度目の国際Aマッチ3戦連発弾だ。5月23日のアゼルバイジャン戦(2-0)、今月3日のオマーン戦(3-0)と2戦連発中の日本代表FW岡崎慎司(シュツットガルト)が8日のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦に向け、「チャンスがあれば点を取りたいし、チャンスがあるところに顔を出したい。勝利のためのゴールを取りたい」と3試合連続ゴールを誓った。

 オマーン戦で国際Aマッチ通算28得点目を記録し、歴代単独4位に立った。09年には国際Aマッチ16試合で15得点を量産。国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が発表した世界得点ランキングで得点王に選ばれ、その後もコンスタントにゴールを重ねてきた。09年5月27日のキリン杯・チリ戦(4-0)、31日の同ベルギー戦(4-0)、6月6日のW杯アジア最終予選・ウズベキスタン戦(1-0)と3試合連続ゴールを記録している岡崎がヨルダン戦でゴールを決めれば、自身2度目の国際Aマッチ3戦連発となる。

 南アフリカW杯のアジア最終予選で記録したゴールはウズベキスタン戦の1得点のみ。ヨルダン戦でゴールを決めれば、2戦目にして前回の最終予選のゴール数を超えることになる。「チャンスの数を考えれば、もっと決めるシーンがあった」。2戦連発中にも満足しない岡崎は「ワンチャンスで先制点が取れるように集中して、そうでなくても集中力を切らさず、ゴールを狙っていきたい」と意気込む。「大事な試合でゴールを決めたい」と常々話すストライカーにとって、最終予選での一発はただの1点以上の重みを持つ。

(取材・文 西山紘平)

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