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日本女子代表vsスウェーデン女子代表 試合直後の監督・選手コメント

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[6.20 スウェーデン招待 日本女子代表1-0スウェーデン女子代表]

 スウェーデン遠征中の日本女子代表(なでしこジャパン)は20日、スウェーデン女子代表と対戦した。日本、アメリカ、スウェーデンの3チームが参加したスウェーデン招待。18日のアメリカ戦(1-4)から先発8人を入れ替えた日本は前半27分、FW永里優季の2戦連発となるゴールで先制すると、そのまま1-0で逃げ切った。今夏のロンドン五輪本大会でもグループリーグ第2戦で対戦するスウェーデンとの“前哨戦”を制し、遠征を1勝1敗で終えた。

以下、試合直後の監督・選手コメント

佐々木則夫監督
「期待以上のことはしてませんが、これからです」

―五輪へ向けてメンバーは固まった?
「まだ日本に残っている選手もいるので、それを確認してから選考したいと思う」

―澤選手のコンディションは?
「まだまだですね。彼女はもっとできますから、そういう意味でももっともっとみんなも期待してくれていると思う。もうワンランク上に上げて、(INAC)神戸でもこれからまた活躍して上がってきてほしいと思う」

―スウェーデン遠征を勝利で終えて。
「今回の大会でも身長の一番高いスウェーデンと一番小さいなでしこですから、そういう意味では最後にいい勉強になりました」

●FW永里優季(ポツダム)
―得点シーンを振り返って。
「あんち(安藤)からは、結構前の試合でも、あんちがサイドに入った時にああいうボールが来ていたので、あれは自分の形でもあるので決められて良かった」

―先発が大きく変わる中、周りの選手に気をつかった点は?
「あや(宮間)がボランチに入ったことによって、自分は結構高い位置で受けることが多かったので。それに自分がキープして周りの選手を活かそうと思って臨みました」

―大滝選手との2トップだったが?
「彼女も代表Aマッチ最初の試合だったので緊張している部分もあったんですけど、彼女らしい部分も出せていたと思うので、彼女の成長にも期待したいと思ってる」

―五輪へ向けて。
「この試合には勝ちましたけど、同じグループリーグにスウェーデンもいるので、満足することなく、もうちょっとさらに高いレベルを目指してまた頑張っていきたい」

●GK福元美穂(岡山湯郷)
「前に早い選手がいるので特にCBの人と協力して早めに指示を出して守りました」

―立ち上がり以外はよく守れていたように見えたが?
「早め早めの準備でCBの熊谷選手と田中選手がいい準備をしてくれたので、全体的にいい守備ができたと思う」

―五輪へ向けて。
「まだメンバーに選ばれているかはわからないが、きょうみたいに無失点で抑えたら勝利もあると思うので、DFと協力してこれからも頑張っていきたい」

●FW安藤梢(デュイスブルク)
―安藤選手からのいいボールが永里選手につながり、ゴールとなったが?
「いいボールがきたので仕掛けようと思っていて、なかに切り返した時にシュートも考えたんですけど、何人かいい動き出しをしてくれて、永ちゃんがいい動き出しをしてくれたのでよかった」

―あの場面ではシュートも選択肢にあった?
「自分でシュートに持っていったのですが、打つ瞬間に(パスに)変えられたのがよかった」

―シュートチャンスもあったが。
「あれを決めたかったのですごく悔しい。次は決めたい。(あの場面は)力が入ってしまったかと思う」

―五輪へ向けて。
「きょうもチーム一丸となって戦えたので、またロンドンへ向けて、一人一人がしっかりと成長してまたみんなでひとつになって戦いたい」


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