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2013年初陣へ本田「もちろんゴールを狙っていく」

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 ザックジャパンの2013年初ゴールを狙う。日本代表は4日、キリンチャレンジ杯・ラトビア戦(6日、神戸)に向けて神戸市内で合宿を開始。MF本田圭佑(CSKAモスクワ)は練習後、テレビインタビューに応じ、「もちろん毎試合、ゴールを狙っていきたい」と力強く誓った。

 3月26日には、勝てば5大会連続のW杯出場が決まるアジア最終予選・ヨルダン戦を控えている。6月にはブラジルやイタリアといった世界の強豪国と対戦するコンフェデレーションズ杯もある。来年のブラジルW杯に向けても重要な1年となる2013年のスタートを切るのが、今回のラトビア戦だ。

「(ラトビア戦は)ヨルダン戦に向けて、ということで言えば、あまり関係ない。その間にも、それぞれチームでたくさんの試合が入っている。とはいえ、僕にとっては大事な1試合と認識している。勝つのはもちろんだけど、どういった内容で勝つかにまでこだわりたい」

 冬の中断期間のため3月までリーグ戦のない本田にとって、ラトビア戦は、1得点1アシストを記録した昨年12月9日のモルドビア・サランスク戦(2-1)以来、約2か月ぶりの公式戦。ザックジャパンとしてだけでなく、自分自身にとっても2013年の初陣となる一戦で、いつもどおり結果も内容も求めるつもりだ。

 2013年、個人として、チームとしての最大のテーマは何か。そう聞かれた本田は「チームとしても、結局は個人それぞれがチーム戦術ではなく、個人技、個人戦術で伸びないと、目標に到達できない。それが最優先の課題で、個人的にもまったく同じ課題」と即答。個人が伸びないことには世界で勝てない。その持論を貫く背番号4は、昨年9月11日のイラク戦以来となる国内での代表戦で、満員のサポーターにゴールと勝利をプレゼントする。

(取材・文 西山紘平)

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