[7.27 東アジア杯 日本女子1-2韓国女子 蚕室]

　日本女子代表(なでしこジャパン)は27日、東アジア杯の第3戦で韓国女子代表に1-2で敗れた。1勝1分1敗となったなでしこ。北朝鮮に次ぐ2位となり、大会3連覇を逃した。

　自分たちの不甲斐なさが腹立たしかった。「本当にダメです」。そう言って涙を流したキャプテンMF宮間あや。「難しくしてしまったのは自分たち。勝たなければいけない試合に勝てないというのは、自分たちの力が足りないだけ」。大会3連覇は夢に終わった。

　今大会、2連敗と不調だった韓国相手にまさかの敗戦。佐々木則夫監督は「「選手はよく頑張ってくれたんですけども、やはり韓国のほうが勝つという意欲に勝っていて、ああいうゴールに繋がったんだと思います」と韓国の見せた執念を称えた。
　
「世界一を取ってからたくさんの人の応援していただいたのですが、厳しくなってきましたけど、また応援してもらえるようなチームになれるように頑張ります」(宮間)

　世代交代にも迫られる中で、結果を残さなければいけない難しさはある。しかし世界一となったことで人気を得たなでしこにとって、敗戦はファン離れに直結してしまう。なでしこが踏ん張りどころを迎えている。

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